エグゼクティブが身体を鍛える本当のワケ

2008年8月16日 著

吉江一彦著「エグゼクティブが身体を鍛える本当のワケ」を読了。著者のプロフィールには、ボディデザイナーという耳慣れない肩書きと、加えて株式会社楽ちんグループ代表取締役社長、とあります。本書の全編を通じて、吉江氏の経営されているパーソナルジム、楽ちんグループ設立の経緯やその特色に触れられており、同社の宣伝・広告としての意味合いが強過ぎるようにも感じられました。ただちょっと気になったのは、Webで検索しても楽ちんグループの情報ってあまり出てこないんですね。どうやら自社サイトを開設していない模様！それはそれで構わないのですけど、今時珍しいというか、ある意味「潔い」というか。

帯にも書かれていたことですが、身体を鍛えることは最高の投資である、という事実の再確認をするというのが、本書を読んだ動機です。最近読んだ自己啓発系の本でも、やはり身体こそ資本であるとか、健康なくして好きなことに集中なんてできないという論調があったのと、僕自身すごく運動不足を感じていて、それが実際仕事面や日常生活に悪影響を及ぼし始めているなぁと思っていたから。長生きとかは……ほとんど意識してないけど。問題は、今この瞬間に本来発揮したいパフォーマンスが発揮できていなくて、その一因にほぼ間違いなく体力の低下がある、ということ。

徹夜できなくなってきたのはまあ年齢的なところが理由として大きいでしょうが、そのぶん余計に昼間起きているあいだの時間にしっかり集中して、インプットもアウトプットもこなしていかなければいけない。そのためにはより能動的に健康や体力の維持・向上に務めるべきってことは頭では理解していても、なかなか実行に移せていませんでした。忙しい人ほど、しっかりジムに通っては専門家のアドバイスを受け、そうした取り組みを実践しているらしいので、これを機に（それを新たなプレッシャーとして）ジム通いを真剣に検討しているところです。おそらく金額的に折り合いがつかないだろうから、楽ちんグループには問い合わせませんけども。