小谷美紗子 弾き語りライブ「西はお寺 − 東はクラシックホール」
著
東京交響楽団特別演奏会 すかいらーくグループ ファミリーコンサート2008に参加した後は、ひとり新宿経由で浜離宮朝日ホールへ。小谷美紗子さんの弾き語りライブ「西はお寺 − 東はクラシックホール」に参加するためです。このライブ、Premium meets Premium 2008中のいち公演という位置づけにもなっていて、その点は前回Premium meets Premium 小谷美紗子に参加したときと同様。今回は、わざわざ先行予約するためだけに朝日新聞アスパラクラブに入会した甲斐あって?前から3列目という好位置をゲット。しかし20番という、ステージ向かってほとんど右端で、音のバランス的には微妙なところでしたが……まぁ、歌っている小谷さんの顔(の上半分)が良く見える位置だったからよしとしよう。
アップテンポな曲からスタートするかと思いきや、1曲目から「火の川」。最初の4曲に重め(謎)の曲を選んだのは、本人曰くこの会場で再びライブができることがあまりにも嬉しかったから、とかなんとか。絶対に泣いてしまう、という理由からライブであまり歌われることのなかった2曲、「紫式部」「奇跡」を聴くことができたのは、かなりレアな機会だったのかもしれない。結局のところ、あからさまに泣いてしまうことはありませんでしたが(途中、歌に詰まってしまった場面はあったにせよ)……「紫式部」は死に目に会うことのできなかった愛犬コロを弔う気持ちを表現した歌ゆえに、そして「奇跡」については詳細は語られなかったけど、泣いてしまうのだとか。
そんなこんなで、あっという間の1時間半ほどのライブでした(会場入り口では終演予定が20時なんて書かれていた気がしたから、余計に短く感じました)。セットリストは末尾に書いた通りですが、なかでも「STAY」が個人的には嬉しかったかな。またきっと浜離宮朝日ホールで歌えるだろう的なことを最後に言っていたから、次回の弾き語りを楽しみに待ちたいと思います。個人的にはスピーカーとか一切使わずに、素の歌声とピアノの音色を堪能できるような弾き語りを聴いてみたいのだけど(プラス、お飾り的な照明効果とかも一切無しで)、無理かなぁ。行きは大江戸線で築地市場駅から来たけど、帰りは例のごとく東銀座まで歩いて一風堂、Apple Store Ginza、シティバンクに寄りつつ山手線で帰りました。
- 火の川
- Gnu
- わたしを返して
- 子供のような笑い声
- Care me more, Care me
- STAY
- 街灯の下で
- 紫式部
- 奇跡
- Out
- 音
- 消えろ
- 手紙
- 儚い紫陽花(※アンコール)