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デジハリ オープンカレッジに参加

昨夜のことですが、デジタルハリウッドのオープンカレッジで益子さんが「Web標準から見たインターネットコンテンツの今後 〜Webデザイナーに求められる知識の広がり〜」という題で講演をされるというのを前日に知り、タイトル的に興味を惹かれたので参加しました。御茶ノ水にあるデジハリに足を踏み入れるなんて、とっても久しぶりのこと。確か数年前に同じ場所を訪れたことがあって、そのときには宮川さんと久しぶりに会って話したり、弾さんとかはてなの近藤社長といった有名人の方々を遠目に目撃したりしたんだけど……昔過ぎて何のイベントだか忘れてしまったw やっぱりオープンカレッジだっただろうか?

会場には開演15分ぐらい前に着いたのですけど、講演が始まってなお座席には割と余裕があったように思います。そして始まって早々、僕を会場に紹介されたときはかなり焦りました。始まる前に益子さんとは軽くご挨拶してはしていたのだけど、まさかそんな展開になるとは。だって、いち参加者として純粋に講演を聞きに来ただけだったんですからね。

語られた内容については、とりあえず資料が公開されているので、興味がある方はそちらをご覧になると良いと思います。全体的にみて、殊更に「Web標準」という視点からというわけでもなかったですし、インターネットコンテンツの今後の展望というよりは現状を俯瞰するにとどまっているような印象を強く受けたせいか、正直益子さんのメッセージをうまく汲み取れませんでした。締めの言葉の「今(Webで)幸せな人はこれからも幸せでいましょう」というのも、まぁ言っていること自体はもちろんわかるのですけど、それと講演のタイトルをどう紐づけて解釈すれば良いものか?そのあたりは、聴衆一人一人に向けて益子さんから投げかけられた、お題というか宿題なのかも知れませんけど……とりあえず益子さんお疲れ様でした、ありがとうございました。

講演中、少し考えさせられたのが「見えないキャリアパス」のお話。業界的にキャリアパスが見えにくいというのは実態として否めないように思いますし、そこは自分なりにもっと努力してクリアにしていかなければいけない部分だと思っています……それは「肩書きの混乱」というトピックスについても然り。ただ、すごく個人的な体験というか想いを吐露するなら、むしろキャリアパスが見えにくかったからこそWeb業界に飛び込んだことを心底楽しめたと思うし、見えすぎていたら退屈すぎて嫌になっていたかも。無論、家族を養う立場にある今となっては、飛び込んだ当時と比べてそんな想いはだいぶ薄らいだように感じますが。それはつまり、経済的基盤を構築することとキャリアパスを明確化することが、自分の生き方を考えるうえで不可分に感じていることの証左かもしれないし、単に年取ったってだけの話かもしれないw

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