D2 03

2008年5月9日著

今日の午後は、web creators編集部とWEB STRATEGY編集部の企画するイベントシリーズ、Designer meets Designersの第3弾「D2 03」で講演をしました。ゲストとしてお招きいただくことが決まったのはかなり昔のことで、いずれ当覚え書きでも言及して少しでも告知に協力しようと思っていたのですが……気がついたら既に申し込みが閉め切られてしまっていたという。デジパの加藤さんとか、ヤスヒサさんなんて、しっかり事前告知していたというのに！！まぁ、僕も会社のほうで書いているBlogでは告知はしてましたけども。

イベントのテーマは「現場で生かせるWeb標準の知識とテクニック」ということで、自分は「Web標準準拠に求められるバランス感覚」について40分間、講演したのですが……例によってというか、かなり早口でお話してしまい、それでもなお2分ほど規定の時間をオーバーしてしまって、反省しています。来てくださった方々には、いろんな意味で大変申し訳ない。あの口調では何を言ってるんだか、まるでワケわからなかったのではなかろうか（特に後半）、と思います……それはひとえに準備不足に因ります。リハーサルはもちろん通しで何度かしていて、ギリギリで時間内に収まることは確認していたのだけど、当日になって大勢の人を前にすれば少なからず緊張もするし、サービス精神というわけでもないけどつい「あれも話さねば、これも言及しなくては」と欲張りになりがちで、削り落としたはずの内容も思わず口に出してしまったり。まだまだ、修行が足らないし、人前で話すというのは、本当に難しいものだなぁと思いました。

ただ、同じ六本木アカデミーヒルズ49を会場として2006年7月に催されたWeb標準の日では500人近くを前に話していたぶん（ただしそのときの講演時間は今回の半分の20分）、恐れていたほどの緊張を感じなかったのは幸いでした。今回の参加者数は、およそ300人程度だと伺っています。正確な数はさておき、満遍なく散らばって着席されていると、壇上からは数字以上に多く映るんですけどね。おそらく、本質的に自分は人前でお話させていただくことがそれほど嫌いというわけで無いのと、過去の経験から多少なりとも度胸がついたおかげだろうと思います（良くも悪くも）。とにかく、参加してくださった皆様には厚く御礼申し上げます。また、イベントの企画・運営に携わられたすべての方々にも、御礼申し上げます。ありがとうございました。