北京より帰還

2008年4月24日 著

はい、そういうわけで何とか北京出張中も生きながらえまして、帰国しました。引き続き、いろんな意味での修羅場は続くのですが、とりあえず無事家族のもとに帰れたので良しとしよう。今回の出張中も1度だけ、Skypeを使い自宅とつなげて嫁さんや息子と話していたけど、やはりお互いの表情が見れると安心しますね。24時間接続で60元するホテルのインターネット環境は、低速かつ若干不安定でしたがｗ 最近のWindowsマシンはどうだか知らないけど、デフォルトでカメラが付いてるノート型Macと、それを有効利用できるSkypeの存在はありがたいな。そういやCinema Displayにはまだカメラ付いてないんだっけ？ま、時間の問題でしょうな。昔から噂されてはいることだし。

本当は徹夜……してでも進めなければいけない仕事もあったのですが、あまりに気持ちが悪くて素直に寝ました（苦笑）。んで5時頃には起きていたかな？正直よく覚えていない。五洲大酒店をチェックアウトしたのは朝の7時。フロントでふと自分の財布にクレジットカードが見当たらないことに気付いたときは素で焦りました。その後、北京首都国際空港に向かうべくタクシーに乗り込んだのですが、そこでちょっと面白かったのがホテルマンとのやりとり。すごく若い男の子だったんだけど、運転手と何かしら話した後、今度は僕に向かって質問してきたのね。当然中国語はわからないものだから困ってしまったのだけど、急に彼が両手をパタパタさせてこう、飛行機が飛ぶ物真似？をしだしたわけ。それを見て即座に、どこの航空会社なのか、つまり行き先のターミナルを知りたがっていることを理解しましたが、あれはおかしかったなぁ。その手振りには可愛らしさすらあって、実に良かったです。

機内では激しく睡眠不足のせいかうつらうつらしつつ読書、成田空港には14時過ぎに到着……次の予定に間に合うかドキドキもの（死語）でしたけど、結果的には多少の余裕をもって品川に到着できて、ひと安心。それもこれも、タイミングよく成田エクスプレスに乗れたおかげです。もし入国審査の行列が長かったり、手荷物がターンテーブル上に姿を現すのがもう少し遅れてたら、やばかったかもしれない。いつもJRで帰るときは大抵地上階の売り場で切符を買っていたけど、今日に限ってはやや混雑していたので即その場で地下に降りる決断をしたのも大正解（乗り場に近い方の緑の窓口はガラガラでした）。ちなみに車内で席が隣になった家族連れはこれから京都に向かうのだとか。父親は秋田で1年半ほど、英語教師をしているのだそう。京都行きを少し羨ましく思いつつも、Have a good trip.でサヨナラしてきました。