北京着
著
北京に着きました。アメリカやヨーロッパまで行くときのことを思い返せば、飛行機に乗っている時間は全然短いし(文庫一冊読み終える程度)、そのぶん身体の疲労も酷くない……はずですが、とりあえず精神的に疲れましたw
成田から搭乗したのはCA926便。エアチャイナを利用したのは初めてでしたが、チェックインカウンターがほかの航空会社と別にちょっと意外な場所にあったのが興味深かったな。機内ではひたすら「おもてなしの経営学」を読んでいたのですけど(今頃かよって言われそうw)、前の座席にディスプレイが付いておらず、今どのあたりを飛んでいるとか到着地の時刻なんかを確認しにくかったのが少し不便でした。機内食にはシーフードの入ったヌードルを選択。昼飯抜いてたんでとりあえず美味しく食べれました。そうこうするうち飛行機が北京首都国際空港(Beijing Capital International Airport)に近づき、高度もかなり低くなっているにもかかわらず、窓の外は相変わらず真っ白のまま。さすがは北京、これが噂に聞いていた大気汚染の惨状かと思いきや、単に天気が悪かっただけっていう。しかも結構、雨は強く降っているようでした。
到着したのはターミナル3、すべてがピカピカしていて綺麗。前に来たときはこんなに綺麗だったっけ?と思いきやそれもそのはず、Wikipediaのページによれば今年の2月29日に供用が開始されたばかりらしい。建物はおそろしく巨大で、とても開放感のある空間でした。(2008-05-31追記:世界最大の空港「北京空港第三ターミナル」写真集という記事で紹介されているとおり、世界最大だったらしい。)預けた荷物がなかなかターンテーブル上に出てこないのでその時点で軽くイラッとしていましたが、空港の外に出てみるとタクシー乗り場には長蛇の列(汗)。しかも腹立たしかったのが、時折その列を無視して割り込みサッとタクシーに乗り込んでしまう輩がいること。相手は中国人だし、中国語を話せない僕はただ黙認していたのだけど、周りにいた人たちも何も言わなかったのは、どうなんだろう。そういう国民性だったりするのかね?タクシーに乗ったら乗ったで今度は渋滞に巻き込まれ、かなりの時間ノロノロ運転を強いられました。日本だったら、車内でさくっとウィルコムでネットに接続しメールチェックでも……というところだけど、それができないのは辛い。
3晩お世話になる五洲大酒店にやっとの思いで到着、チェックインしてみれば部屋の準備がまだできていないという。なんだってー、到着予定時刻として伝えていた夜の8時はとっくに過ぎてるジャン、と思ったけどとにかく待つしかない。そして部屋に入って再び「うへー」となったのが、インターネット接続が有線LANでしかできないこと。出張で無線LAN接続なホテルに慣れすぎていた僕は、当然ネットワークケーブルなんぞ持参していませんでした。フロントに伝えてなんとか借りることができたのですけど……週末までには1本、自前で短めのを買っておかないといけないな(謎