東京文化会館《響の森》vol.24 ニューイヤーコンサート
著
短い短い年末年始休暇は今日が最終日。近所の神社に初詣に行った後、嫁さんの実家にご挨拶に伺い、ご両親とかお義兄さんら総計7人でレストランでお昼をご一緒した足で、一人そのまま上野へ。東京文化会館《響の森》vol.24 ニューイヤーコンサートに行ってきました。指揮は大友直人氏、管弦楽の演奏は東京都交響楽団。そして座席は5階R2列3番という、すさまじくステージからは距離(そして高さも)のある場所だったんですが、それもそのはず?チケットのお値段は2,000円だったのです。そのうえ演奏された曲目は以下のとおりの豪華さゆえ、個人的にはコストパフォーマンスを異常に高く感じました。
- モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
- ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
- ドヴォルジャーク:交響曲第9番「新世界より」
- シュトラウス:ピッチカートポルカ(※アンコール)
新年の幕開けにふさわしい華やかな曲目の「ジュピター」では、あまりの気持ち良さに?途中何度か気絶。アンコールで演奏されたピッチカートポルカは、またえらく可愛らしい曲を選んだなぁって感じでしたが、軽快な感じが「新春」っぽいし、指で弦を弾く様がお琴の演奏っぽいからかな?などと勝手に想像してみたり。
全体通しては、「新世界より」の演奏が最も素晴らしかったように思います。この曲は、随分と小さな時分から父さんの持っていたレコードで繰り返し聞いてきたけど、やっぱり好きな楽曲だなぁ。席にこだわりさえしなければ、それなりに安くクラシックの生演奏を楽しめるって、ありがたいですね。2007年は通算3回しかクラシックコンサートに行けなかったので、今年はもう少し回数を増やせると嬉しいな(会社帰りにとか……)。