Premium meets Premium 小谷美紗子
著
実に4年ぶりとかいう小谷美紗子さんの弾き語り公演、Premium meets Premium 小谷美紗子に行ってきました。初めて足を運ぶことになった浜離宮朝日ホールへは浜松町から都営大江戸線で向かったのですが、途中懐かしのブックストア談浜松町店で、うっかり本を7,000円近く衝動買いしてしまいました。それはさておき、肝心のコンサートのほうの感想とか:
- 1曲目に何を持ってくるか楽しみにしてたけど、いきなり「アイシテルノニ」でしたか。もう少しアップテンポな曲を予想していたので、完全に意表をつかれました。
- 途中、ピアニストの梶木良子さんも登場してデュオしてましたが、梶木さんの歌声を聞いたのは初めての気がします。過去にも共同で作曲した「rain」を連弾で披露したのは聴いていたけれど。お二人のハーモニー、良かったですよ。
- その梶木さんと小谷さんの馴れ初め?がMCで明らかに。なんでも、小学一年生のときに(別のクラスだったものの)50m競争で同じビリの列に一緒に並んだのがきっかけだったとか。大親友、以上の大親友なんでしょうね。
- 実は一年半くらい前に結婚してました、って報告には驚かされたけど、今日までのあいだずっと隠してたってのは凄い。ファンに報告したくて仕方がない場面もきっとあったと思うのだけど、今夜のために黙っていただなんて。いやぁ〜おめでとうございます!ちなみに梶木さんも同じ頃にご結婚されていたとかで、どんだけ仲が良(ry
- 歌っている最中に感極まって声を詰まらせたのを目の当たりにしたのも初めてかも。自身をイタコみたいだって言ってましたね……でも感情が自然に溢れ出している様は実に小谷さんらしいと思ったし、それはそれで素晴らしいことだと思います。
- MCで、レコーディングもライブも全て「これが最後かもしれない」って思いながら臨むって話があったけど、僕が彼女の歌声に惹かれ続けてきた理由の一つには、まさにその「魂のこめられた感」があるのかもしれない。そして僕も、日々の生活のなかで発する言葉にもっと魂をこめなければと思いました。「おはよう」「行ってきます」「ありがとう」といった何気ない言葉も、もしそれが相手に対して発する最後の機会になったとしたら(そしてその可能性は常にゼロではない)……と思うとゾッとする反面、その一言の重みというものを改めて認識せざるを得ません。
とにかく今回のような全席指定のホールでじっくり座って弾き語りを聴くことができるというのは、とても良かったです。是非また実現していただきたい感じ。終了後は東銀座まで歩いて一風堂で赤丸新味食べて帰りました(少しばかり行列に並ばされたのは明日も休日だから?)。