TaskPaper 1.0の登場とGTDツール再考
著
Leopardのリリースが目前に迫っていることが関係しているかは定かでありませんが、今日は常用しているアプリケーションが立て続けにアップデートしました。DragThing、ForkLift、iStat nano……そして何と言っても、影響が大きいのがTaskPaper!バージョンが1.0になったと同時に、$18.95という価格が発表され、そして15日後の試用期限がセットされたのです。
TaskPaperは、いわゆるGTDツールのひとつ。ごてごてしていない、非常にシンプルで動作も軽量なところが気に入っていて、日本語を入力すると酷いことになるような早い時期から、ベータバージョンを利用してきました。しかしバージョンが1.0になってもいまだ奇妙な点は残っているし(新規にプロジェクトを追加しようとすると「:」が「8」に化けたり、よくわからない文字列が出力されることがある)、ドラッグ&ドロップで項目の順序を変更できないのは結構不満。それに、WebサービスやiCalと連携するような機能が無いので、会社と自宅の双方の環境で同じ一覧を管理したくてもできない(単純にkazuhi.toを運用しているサーバを介して一覧のファイルを共有すれば良いけれど、面倒っちゃあ面倒)。いかにシンプルさがウリのソフトとはいえ、そんなわけで正直$18.95という値段は自分にとっては高いなぁと感じた次第です。とにかくあと約二週間以内に、お金を払ってTaskPaperを使い続けるか、より良い代替アプリをみつけてそちらに移行するか、判断しなくてはならない……悩ましいなぁ。OmniFocusならiCalと連携できるみたいだけど、Spanning SyncではTo DoデータをGoogle Calendarに持って行ってくれないんだよね(ある意味、仕方ないこととはいえ)。
アカウントだけ作って活用できていなかったRemember The Milkを再検討してみる方向で今は考えているけど、できればGTDツールにはWebブラウザと別のアプリ(もちろんMacらしいGUIフロントエンドは必須で)を使いたいなぁと。ちょうど、Gmailを使うのにMailPlaneを購入したように。先に挙げたOmniFocusは、いずれ1.0リリースでAutomatic synchronization between computers
やWeb interface
を約束してるけど、いつになることやらw その点、iGTDは.Macが必要になるものの既に複数マシン間での同期を実現しており、またiCalやiSyncと連携できる点が大きな魅力か……。