Berlin滞在初日

2007年5月15日 著

ホテルでしばしPCをT-Mobileの無線LANにつなぎメール対応などしてから、天気が良かったので、訪問先の会社の場所を確かめるべく散歩に出かけることに。とてもスリムでコンパクトな路面電車を感心して眺めつつも、出かける前にGoogle Mapsから（自宅にプリンタが無いので）手書きで写してきた地図が早速役に立ちそうにないことに焦りました。というのも、道のいたるところで工事が行われており、歩行者は通行禁止されていたり迂回を強制させられるわけでなんですね。それでもなんとか、通りの名前をこまめに確認しながら道を進み、迷ったときのためにBerliner Fernsehturm（例のテレビ塔）の方角を確認したり、いざというときのために何枚か写真を撮りながら歩いたりして、おそらくここだろうという場所に到着。しかし、入り口と思しきものが見当たらない……確かに、少し前に同じ会社を訪問していた勤務先代表からは「こんなところに！？って場所にあるよ」と言い聞かされてはいたけれど。しかし昼食抜きのままで歩き続けたせいで軽くバテてしまったので、訪問先の確認はもう諦めて、とりあえずホテルに戻ることに。
疲れていたとはいえ、異国の地を歩けることの喜びはもちろんあって、既に前日の覚え書きにも記したことだけど、新しいモノと古いモノが入り混じっている様が独特の印象を作り出しているのを目にするのは楽しかったです。特に、いたるところに描かれたグラフィティが、その独特の印象に花を副えているかのよう。街中を流れるSpree川に沿った小道では、Berliner Domを背に行き交う観光船、そしてそのデッキで春の日差しを楽しむ観光客の姿に情緒や平和を感じてみたり。あと、いまだにあちこちで旧東ドイツとか旧ソ連っぽい？グッズ（フサフサの帽子、ガスマスク、マトリョーシカ人形etc.）を売っている人がいたのには驚きました。10年以上の昔から、商売ちゃんと続いてるんだなぁって。いっそBrandenburg Gateまで足を伸ばし、前回Berlinを訪れたときに一緒に写真を撮らせてもらった、大きなオルゴールを回してたお婆ちゃんが元気か確認しに行こうとも思ったけど、疲れがピークに達してたんで、とにかく部屋で休むことに。その前に、ホテルと直結した建物の一階に見つけたBURGER KINGで、しっかりDouble Whopperを食べました。
夜7時になって、ホテルの1階でStefanと合流。彼は勤務先にインターンで在籍した経験もある学生さん。とはいえ日本語は今なお勉強中で、会話は基本的に英語。近くで夕食を一緒に、ということで歩いて5分ほどの距離にあったBrauhaus Lemke am Hackeschen Marktへ。屋根付きのテラス席で、ドイツならではと彼が教えてくれたビールやソーセージを楽しみながら、世間話とか研究の話なんかをしてたらあっという間に二時間経過。最後に先日のHop or die!で飲んだようなフルーティで甘いビールを飲んでお勘定、しめて40ユーロ（チップ込み）！