帰国とかお花見とか帰省とか
著
2週間以上に及ぶアメリカ滞在より帰国してからというもの、覚え書きを残すだけの時間的余裕が無く、見事にdel.icio.usのバックアップエントリに埋め尽くされてしまいました(汗)。とにかく無事?日常生活に戻れて何より。出国前夜に徹夜をし、飛行機に乗っている時間の前半は死んだように寝ていた甲斐あってか、時差ボケはほとんどありません。しばらく留守していた間に息子は一段と成長して、ひっきりなしに「まだ言葉にならない言葉」を口にするようになっていたのには、驚かされました。出張中、Skypeごしに彼の発する声を聞いたりはしていたのですけど(嫁さんが「泣き面に?」と言うとそれに応じて「ハチ!」って叫んだりw)、まさかこれほどまでおしゃべりさんになっていたとは。
金曜日の夜には、勤務先の同僚お二人と夜桜見物に出かけました。出かけたといっても、近所のコンビニでお酒とおつまみを買い、会社のすぐ近くの桜の木の下でひとときを過ごしただけですけど。肌寒く、屋外に長居できる夜ではなかったけれど(しかも買ったお酒はよく冷えた缶チューハイ)、素敵な時間を過ごす事ができました。別に日本に生まれて良かったとか、日本人で良かったとか、そういうことはあまり思わないのですけど、ただ桜の花を愛でる気持ちを自分のなかに確認できたことに少しばかり安心感を覚えたり、街のあちらこちらで(桜の花を)目にすることのできる環境にありがたみを感じたりしました。さすがに「生きているうちにあと何回、桜の花の咲くのを目にすることができるかなぁ」なんてことは想像しないまでも、その儚さに自分の人生をどことなく重ね合わせようとしてしまうのは、やっぱり歳を取った証拠なんでしょうね。積極的に肯定したくはないけれど。その後、新宿駅に向かう途中にあるロイヤルホストでワイン飲みながら遅めの夕食(三人揃って200グラムのステーキ!)を取りました。その時間がまたとても楽しかった!やはり飲み会は少人数に限ります。気分がいつもより高揚していたのは桜を見た後のせいだけではなく、決算に伴うご褒美が会社から全社員に支給されたからで……完全年俸制ゆえにボーナスの無い僕にとって、それは本当にありがたい、予期せぬご褒美だったのでした。
そして土曜日、家族三人で千葉の実家に泊まりがけで帰省しています。なかなか機会がなく、今年の一月末に出張に出かけた中国で買ったお土産もようやく渡せたぐらいなんですが、今回の一番の目的は姉が産んだばかりの甥っ子(第二子)に会うこと。生まれたばかりの赤ちゃんって、本当に信じがたいぐらい小さく、体重も軽いことを抱かせてもらいながら再確認。ちなみに父親がいつのまにか車をVolkswagenのPassatに買い替えていたのには驚きました。前に乗っていた日産のGLORIAが単に古くなったのと、それに払う税金が高くなったのが理由みたいですが、新車の乗り心地はとても良かったです。