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Seattle最終日〜CSUN一日目までの記憶

ようやく少しばかり時間に(そして精神的にも)余裕が出て来たので、数日前まで遡って覚え書き。Seattle滞在最後の日(3月19日)は、実にSeattleらしく朝から雨降り。Los Angelesに先に着いたNさんが熱を出して寝込んでいることをIM経由で知りました。日本ではインフルエンザが微妙にまた流行り始めていた矢先のこと、同じ便でL.A.に着いたTさんの体調も心配。とにかく現地に到着するまではできるだけ密に連絡を取り合うほかなく、少し早めに空港に向かうことに。最後はおなじみのRoute 174のMetroに乗りたかったけど、天候が良くないこともあり、同じ始点に先に来たRoute 194で一路Sea-Tacへ。
空港で自動チェックインし受け取ったチケットには確かにゲートはN14と書かれていたのに、いざ行ってみればConcourse Cに変更されていました。Shuttleは一方向に周回しているため、結局ぐるっと回る羽目に。時間的には余裕があったし、おかげで同じConcourseにあったBURGER KINGで昼食を取る事ができたので良しとします。しかしアメリカに来て一週間以上経過するまでバーキンに行くことができなかったとは、想定外。手にしたDouble Whopperの重みには、思わずにやけてしまいましたよ……食べ終わる頃には予想通り形が崩れ、指先はベトベトになったけど「だがそれがいい」。そしてAlaska Airlinesの400便(キリ番!)でL.A.へ。早く降りたくて前のほうの席を取っておいたのに、近くにカバンを収める場所がなく、自席より後方に積むことに。到着後、人の流れを遮るわけにもいかなくて、結局飛行機を降りたのはだいぶ後のことに orz
建物の外に出て初めて、LAXの巨大さには驚かされました。そこから6晩お世話になるHilton Los Angeles Airportまでは無料のShuttle Busで10分ほど。そのホテルも、L.A.に来た目的であるCenter on Disabilities' 2007 Technology & Persons with Disabilities Conference(CSUN)の会場の一部になっています。チェックイン後にエレベーターで弊社代表とばったり遭遇、聞けばNさんの容態は大分安定したとのこと、インフルエンザでは無さそう。とはいえ、最悪の場合Tさんのデモを除く発表のすべてを自分一人で行うことになるわけで、そのケースを想定しスライド準備に着手。夜は代表に連れられ、Tさんともども三人でタクシーに乗りSanta Monica Pierへ。既に陽はどっぷり落ちてしまい海岸がよく見えず残念。Pierの先端近くにあるMariaSol Cocina Mexicanaというレストランで夕食……熱が完全に下がりきっていないNさんには申し訳ないと思いつつ、メキシカン料理とコロナビール2本を堪能しました。

その翌日(3月20日)は日本にいる同僚や別室のNさん、TさんらとメールやIM、Skypeで適宜連絡を取りつつ部屋にこもって発表の準備に専念。なんとかNさんの体調も復活しつつあり、翌日(3月21日)の発表にも参加できることになって一安心。僕はそのまま一睡もせず(できず)ハイテンションで発表「Making Website Accessible - Futureproof Web Design with Standards」に望みました。朝一番ということもあり、また同じ時間帯にW3CShawnも発表するということで、どれだけの人が参加してくださるか不安でしたが、途中退席を含め50〜60人ほどが聞きに来てくださったと思います。激しく感謝。反省点や課題は多く残されたにせよ、二度のデモを含め一通りの発表ができて何より。デモの最中にハプニングが起きた際、会場にいたFire Voxの開発者・Charlesが駆けつけてくれたのには驚いたし、嬉しく思いました。
なんか発表を終えたら一気に気が抜けてしまって、直後のSessionはしっかり聞いたものの、その後の2つのセッションではほとんど気絶してしまいギブアップ。部屋に戻りそのまま夜まで爆睡したのでした……。その日の夕食はInfoaxiaの植木さんとNさん、Tさんと共に1Fのレストランで。自分の出番を終えたのをいいことに、ビールやらワインやら飲んでしまい、つまり調子に乗りすぎました。今は反省しています。

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