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Seattle休暇三日目

Seattle休暇三日目の覚え書き。朝食は林檎一個(渡米以来、かなりの頻度で林檎をかじってます)。Paulと10時に待ち合わせをしていたので、それより前に宿をチェックアウト、近所のStarbcuksで買ったTall Latteを喉に流し込んでおきます。その最中、ふとポケットに泊まっていた部屋の鍵を発見、慌ててフロントに返しに行くと、Paulから僕宛に電話が入っていた模様。どうやら彼は勘違いして次の(今夜から二泊する)宿に迎えに行ってしまっていたらしい。とにかく無事連絡が取り合えたので一安心……こういうとき携帯を持っていないと微妙に不安ですね。
午前中はSwedish Hospital内にある某研究室にお邪魔しました。そこでPaulが行っている仕事を見せてくれるというのです。入った病棟はまだ完成したばかりで非常に奇麗(病院内にもStarbucksがあり驚きました)。Paulの構築したシステムは、なかなか興味深いものでした。スポーツジム等に置かれるトレーニングマシンの評価を行うための計測システムなんですが、6台のカメラを用いたモーションキャプチャや筋肉の電位、足裏からの力の入り具合(6自由度)などが同時に計測、記録できるのです。モーションキャプチャについてはSFXでよく使われるのと同様で、複数の反射マーカを用いるのは知っていましたが、カメラの位置や基準となる平面をキャリブレーションするデモには感動しましたよ!そりゃ高価なわけだよなぁ。病院を出る頃には曇り空から雨が降り始めており、Seattle Central Libraryまで送ってもらってそこでPaulとはお別れしました。
二度目の訪問となったSeattle Central Libraryでは、とりあえず一通り下から上まで歩き回ってみました。館内のデザインは前評判通り面白いのですけど、トイレの場所とか、エレベーターに上り下りの両方があるのと上りだけの場所と二種類あったのがややわかりにくいような気がしました。そこかしこにある端末上ではオリジナルと思しきブラウザが起動していて、蔵書の場所や状況を簡単に確認できます。試しにHow Buildings Learnを読もうと検索してみたら貸し出し中でしたorz。探索を終えた後はlevel 10で16時くらいまで仕事をして、いい加減お腹が減ったのでStarbucksへ(既に今日三回目)。その後Wesleyの家に電話をし、図書館の前で再会することになりました。
WesleyとはRAVEN Projectを通じて知り合った仲で、彼と会うのも10年ぶりのこと。Seattleに住んでいた当時、彼が自転車を貸してくれたおかげで、生活がうんと充実したのは言うまでもありません。週末にサイクリングに出かけたり、RAVENの作業場まで大学から自転車で出向いたのも、彼から借りた自転車があってこそ。なかでも、Lake Washingtonの周りを一緒にサイクリングした日のことは、今でもよく覚えています。最初はダウンタウンの近くで一緒に夕食でも、と思っていたのですが、結局彼の自宅にお招きいただき、中華料理の夕食をご一緒することに。彼の家はRedmondにあるので、途中MicrosoftのCampus内を走って案内もしてくれました。急の訪問者に、二人いる娘さんたちがややnervouseになっているのが見て取れたので、その点は激しく詫びたのですけども、彼の奥さんも(Wesley同様)エンジニアだったということで、仕事やRAVENの話ではちょっと盛り上がりました。結局21時頃まで長居をしてしまい、Holiday Inn Seattle Centerにチェックインしたのは22時近くだったと思います。

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