春一番×屋形船

2007年2月14日 著

某プロジェクトのお仕事も無事終了ということで（いや正確には終わってない、そりゃもう全然無事になんて終わってないのですけど、一応節目を迎えたということで）、その打上げに参加してきました。なんと今回の会場は屋形船！浜松町で働いていた時分、世界貿易センタービルの28階から残業の合間に見下ろしては「果たして生きてる間にアノ赤提灯ぶら下げた船に乗る機会なんて巡ってくるだろうか？」などと疑問に思っていた、その屋形船です！！春一番の吹く悪天候のせいもあって、正直あまり乗り気ではなかったものの、終わってみれば結構エンジョイしてしまったという感じです。
今回利用したのは、大江戸の「大江戸お台場コース」。船に乗る前はあまりの強風に少しばかり不安に思っていたのですが、お店の人曰くお台場に着いてしまえば全然大丈夫、とのこと。むしろ春一番の吹く日に乗れるだなんて素晴らしいじゃないですか！！ぐらいの勢いすら感じられて、やや微妙な印象。結局、乗船して水路を抜けてからお台場に着くまでのあいだは、そこそこ揺られましたね。もっとも、僕は南極半島まで二度旅行をしており、都合四回は魔のドレーク海峡を船で渡っているわけで、そのときと比べてしまえば全然穏やかなものでしたけど。そんなことより面白かったのが、隣の席のIさん（誰）。実はあまり船に強くないらしく、ビールを少し飲んだだけで激しく顔を真っ赤にしていました……それだけ酔いが早く回ったらしい。
お台場で1時間、錨を下ろして停泊しているあいだには、食べきれないほどのお刺身や天婦羅を堪能しました。岸に戻り始める頃には既に雨風ともに止んでおり、窓を開けてレインボーブリッジを間近に眺めたり、いろんな角度から写真を撮ってみたりしました。揺れ具合も行きと比べたら全然少なかったし、天候が回復したのは本当に助かりましたね。雨が強いままだと、窓を開けることすらできなかったでしょうし。下船後は記念写真を撮って解散、クライアント様とも別れたあとで同僚数人と新宿まで戻りコーヒーを飲んでから帰りましたが、なかなか楽しい打上げでした。ありがとうございました＞皆さま