情報アクセシビリティ国際標準化セミナー2006
著
四ツ谷にある主婦会館プラザエフで開催された、情報アクセシビリティ国際標準化セミナー2006に参加しました。実際のところ、案件業務でかなり参加は厳しいなぁと思っていたのですけど、直前になって公式ページにあった締切り後のキャンセルの場合は,今後のセミナー参加をお断りする場合があります
との表記を目にし「やっぱり行かなきゃ駄目だよなぁ」、と。WAIで中心的に活動されている方々が東京に来る、というのはそう滅多に無いことですから……結果的には、イベント終了後に久しぶりにShawnと会って例の話(謎)を聞いたりすることができ、参加して正解だったのですが。ちなみに今日、参加できなかった人(誰)のために、プレゼンのスライド(いずれも日本語版、HTML Slidy利用)にリンクをしておきます。最後の植木さんの資料もいずれどこかで公開されるのでしょうか。
最後の質疑応答のなかで、いくつか興味深い情報が得られたのも収穫でした。今後のWAIの活動のなかで、高齢者のもつ課題に特化したWAI-AGEなるプロジェクトが来年1月にもスタートすること、アメリカではSection 508や同255の改訂に向けた動きが活発化し始めており、なかでもTEITACのWikiには良質の情報が集められていること、12月8日にはATAGの新しいドラフトが出るがCMSへの対応にも注力した内容になっていること、UAAGについてもこの数ヶ月で見直しに向けた動きがありなんらかの更新を行う可能性があること、などなど。この手のセミナーに参加したのはホント数ヶ月ぶりのことですが、勉強になりました。