スタンドアローン版IE7

2006年10月19日著

Internet Explorer 7の正式版がついにリリースされました。一応手元のWindows XP SP2環境でスタンドアローン版を作って起動させることができたので、その手順を覚え書きしておきます。基本的にはDevelopment on a Shoestring » Running IE7 as a standalone applicationで紹介されているそのままですが、何が起こっても自己責任ということで、よろしくお願いいたします。

2006年10月19日追記：以下の操作のあと、IE6のアドレス欄にURLを入力してもFirefoxで開いてしまうという現象を確認しています。症状としては秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ: IE7でたねと同様です。

2006年10月20日追記：このスタンドアローン版IE7をインストールすると以後IE6のかわりにデフォルトブラウザが動作してしまう件は、IE7 beta2 preview をインストールしないで使うで言及されているところのレジストリ操作を行うことで解消できました。すべてのレジストリエントリを発見したわけではありませんが、結果オーライ？

IE7本体をMicrosoftのサイトからダウンロードします。ファイル名はIE7-WindowsXP-x86-enu.exeだと思います。
上記のファイルは独自の圧縮形式（RAR）で圧縮されたものなので、これを解凍します。RAR形式に対応した解凍ツールであればなんでも構わないでしょうが、僕はeoを使いました。
解凍してできたフォルダ内に移動します。
「update」という名のフォルダを削除します。
「ie4unit.exe」という名のファイルを削除します。
「spuninst.exe」という名のファイルを削除します。
「spupdsvc.exe」という名のファイルを削除します。
「install.ins」という名のファイルを削除します。
「iexplore.exe.local」という名の空ファイルを作成します。
DLL-files.comのサイトからnormaliz.dllをダウンロードして同じフォルダ内にコピーします。
iexplorer.exeをダブルクリックしてIE7を起動します。