Last.fm日本語版
著
Last.fm日本語版を利用し始めました。本家英語版がスタートしたときには少しばかり気になっただけで、実際に使ってみるまでには至らず、そのまま忘却の彼方に追いやってたんですけど。先日、エキサイトが日本語版のサービスを開始したというニュースが目に留まり、クライアントソフトをインストールしてみた次第。残念ながら現状、同サービスのなかで最も魅力的な機能のひとつであるはずの、ユーザの趣味・嗜好にあわせた無料のラジオサービスが日本語版では提供されていません。秋にはその機能の提供も開始したい考えだそうですが、そういう現状もあって、正直あまり面白みは感じません。ただ黙々と、そのときどきで聞いている楽曲をWeb上に記録し続けているという感じ。
それどころか、いま最も困っているのが、日本語楽曲情報がデータに反映されないという事実。MacOS X 10.4.7上で、Last.fmクライアントは1.0.1、音楽再生にiTunes 6.0.5を使用しているのですけど、アーティスト名や楽曲名に日本語が使われていると、Scrobblingされないうえクライアント上の「Now Playing」に表示すらされないのです。この点についてメールで問い合わせてみたところ、Last.fm側でも既に同様の現象を確認しており、対応に向け調整中である旨、お返事をいただいています。しかし思うに、これって日本向けにローカライズする過程で間違いなく気づくであろうレベルの事象ですし、そうであればこそ、しっかり対応したうえでサービスは開始すべきだったと思うんですが……どうなんでしょうね。
目下の(そして唯一の)楽しみは、ご近所さんの登場。ご近所さんとはあなたと似た音楽的嗜好を持つ人達
のことで、要するに蓄積された楽曲情報から自動的にそういう人の存在を抽出のうえ知らせてくれるらしい。まだ1件も表示されないのですけど、1週間か2週間かかるかも知れません
とのことなので、気長に待っています。果たして自分にとってのご近所さんがどんな曲を聴いているのか(いやそれ以前にご近所さんが存在するか否か?)、気になります。