Web標準の日、終了

2006年7月16日 著

既に昨日のことですが、アカデミーヒルズ49タワーホールにてThe Day of Web Standards [Web標準の日]が開催されました。自分は基調講演とパネルディスカッションのモデレータを担当させていただきまして、ご参加くださった皆様、そして鷹野さんをはじめ運営にご尽力くださった皆様に厚く御礼申し上げます、ありがとうございました。
基調講演は、ほぼスケジュールとおり30分間でまとめることができたのは良かったです。なお、鷹野さんにバラされてしまったことですが、プレゼンの資料はつい先日の夏期休暇中に作成したものです。普段なら、Web標準を語るにふさわしいS5かHTML Slidyでスライドを作るのですけど、今回に限ってはキーノートということでKeynote で作ってみたんですね。何せアプリにまったく馴染んでいなかったものだから、おかげで素人丸出しな文字だらけのスライドになってしまいました。もともと講演に英語のタイトルをつけていたためスライドも全部英語で考えていたものの、やっぱり分かりにくいだろうということで、直前になって可能な限り日本語化し、さらに前日の晩に話す時間が20分ではなく30分間であることが発覚して（単に自分の確認不足です）、構成を練り直したりもしました。まぁ、500人近くもの前で話すことなど今回が生まれて初めてでしたので、至らぬ点は多々あったと思いますが、ご容赦ください。スライドは火曜日に勤務先のサイトで公開することになるのかな。
パネルディスカッションのほうは、あらかじめ打ち合わせていた通り、可能な限り自分は口を挟まないでいたのですけど、それがかえって裏目に出てしまいました。ディスカッションには遠く及ばない、ただ順繰りに発言を行うような予定調和的でつまらぬ流れにならぬよう、また滅多に集うことのない豪華パネラー同士でぜひ積極的に本音トークを、と意図したのですけど、モデレータとしてもっと積極的に文脈形成や発言量の調整を行うべきだったと猛省しております（「まとめ」もまとめになっていませんでしたし）。その点は深くお詫び申し上げます、たいへん申し訳ありませんでした。