IA Summit 06 Redux
著
昨夜のことですが、内装がお洒落なコンセントを会場に催されたIA Summit 2006の報告会に参加しました。天気がよくなかったので会社からタクシーで移動、それでも20時スタートのところをほぼ1時間近くも遅刻してしまい、かなりの部分を聞き逃しました orz 集まったのは全員で14〜15人ほどだったでしょうか。
内容は、日本から唯一参加された長谷川さんのトークを中心に、参加者同士ざっくばらんに思うところを述べたり質問を投げてみたりという進行。話のなかで最も気になったのはPace Layeringという考え方で、これについては全く以って初耳でしたけど、今後ちょっと調べて自分なりに理解しておかないとまずそうだなぁという印象。また、専門家としてのIAが必要か?というトピックスに絡み、アメリカではかなり詳細な職務領域が入社時点で(良くも悪くも)定義されており、たとえば日本でディレクターの立場にある人間がIA的業務(謎)もこなしている場合があるなんて事例は、(それがアメリカで全く無いとはいえないながらも)「ありえない」感じらしい、てなお話が興味深かったかな。飛んできたボールを譲り合っちゃって結局誰も取らない、というようなお粗末な事態がプロジェクト進行上起こらないぐらいしっかりとしたワークフローが確立されていれば、アメリカ流も悪く無いかなぁと思いつつ、やっぱり皆で頑張る!的な空気のほうが自分は馴染みやすいかも。あと、How Buildings Learnて本が面白いとか、IKEAの動線設計はよく出来ているから行くべし、みたいな話も聞けました。
本当は会の終了後にもうちょっと現地での様子なんかを質問してみたかったけど、いかんせん翌日からの出張準備を何一つ行っていない状況であり、できるだけも早く帰宅せねばならなかったので、挨拶も(そしてビールも!!)そこそこに失礼したのでした。長谷川さんはじめ、会を企画してくださった皆さんに御礼申し上げます。