XHTML+CSSで作るWeb標準サイト制作の実践テクニック
著
昨日は冷たい雨が降るなか、C&R社プロフェッショナルエディュケーションセンターで催されたセミナー「XHTML+CSSで作るWeb標準サイト制作の実践テクニック」に参加してきました。講師を務めるのは、「詳解HTML&XHTML&CSS辞典」をはじめとする数々の書籍や雑誌記事の執筆等で著名な大藤幹さん。実はだいぶ昔に同じくC&R社主催による大藤さんのセミナーは受講していて、個人的には久しぶりの「再会」となったのでした。大藤さんは札幌にお住まいで、聞いたところによると東京に来られたのは2年ぶりくらいになるのだとか。
プレゼンは、お子さんが普段使っている借り物の?iBook上でKeynoteを使って進められました。XHTMLやCSSの仕様の解説は最小限に止め、大藤さんが好ましいと考えるソースの書き方や、近年のフロントエンド実装におけるベストプラクティスの数々がxml宣言、CSSハック、IE7といったキーワード毎にコンパクトに紹介されていました。スタイルシートの記述の説明のなかで、その場しのぎの指定をするとあとで膨大な量の時間を失う
との発言には激しく同意。もっともこれはDWWSのなかでZeldmanも口を酸っぱくして主張していたことに似ていて、ツケを「いつ」払うのか、という問題に近いわけですが。
参加者の方々は概ね既にWeb標準に一定の理解ある層とお見受けしたのですけど、意外にclearfixが知られていないとか、printメディア用のスタイルの指定には多くの人が困ったことがあるとか、そういう事柄も知ることができ、参加して良かったなぁと思いました。