SXSWi 2006 DAY2
著
記憶が鮮明なうちに、さらっと2日目のおさらいです。
How (and Why) to podCast an Event
技術色は薄く、どちらかというと問題提起的な印象の強かったパネル。リアル参加が有料のイベントにおいてPodcastを無料で公開する意義を、シェアウェアのデモ版に喩えて論じていたけれども、そんな単純な問題でも無いと思われ。スポンサーの意思が入ればなおさら、イベントの収益構造は慎重に設計せざるを得ませんね。ちなみにパネル開始前に、娘さん(超カワイイ)を抱っこしたEricに会いました。顔を見つめたらそっぽ向かれちゃったけど。S5のPodcast対応=SMILコンテンツ対応には大いに期待したいです。
Tagging 2.0
基本的にディスカッションはなく、プレゼンターが持ち回りで各自の考えるTaggingの現状や問題点、未来を語ったパネル。Webサービス間における相互運用性の問題への指摘が特に興味深かったかな。複数のタグを指定する際のdelimiterとしてdel.icio.usはスペース、Yahoo! My Webではカンマ、Flickrではスペースもしくはカンマという仕様なそうで。もっとも、語彙にまつわる互換性とかのほうが根は深そうだけど、インタフェース含め今後どう進展していくものやら。
Web 2.1: Making Web 2.0 Accessible
Web 2.0っていうから、例えばAjaxを使ったWebアプリをいかにアクセシブルにするかっていう話と期待していたけど、実はそうでもなく、Webアクセシビリティ全般を扱ったパネルでした。とにかくテストが重要なんだ、ガイドラインを読むのもいいけどテストはもっと必要なんだ、というメッセージが強かったような。冒頭のDerekの「Developer! Developer! Developer!」ネタはワロス。それとパネル終了後にFarukに挨拶できました……Shawnとは開始直前にお互いに手を振りあっただけw
Wild Web Wrestling: Standardzilla vs Tabelella
すみません、相変わらず時差ボケが酷くて途中から記憶がありません。ただ、Web標準色、特にマークアップ言語色の強い内容を期待していたのに、アクセシビリティやユーザビリティの定義なんていう話から始まったもんだから以下略。UsableNetとかWebXMといったオンラインテスティングのツールの話が始まったあたりで萎えましたというか挫折しました(謎