SXSWi 2006 DAY1
著
ごく簡単に、1日目のおさらいをば。
Looking for XML in All the Wrong Places
アメリカらしくもっと具体的な事例の話とかが聞けるかと思ったんですが、ちょっと期待ハズレだったかも。RSSにしても、XMLというフォーマットの特性をもっと理解して使おうよ!というのがパネラー共通のメッセージだったような。顧客の側でXML信仰みたいなもの(謎)があるせいで、プロジェクトにとってXMLという選択が最適解で無かった場合、それを説明するのが結構面倒だよネみたいな話がありました。
How to Be A Web Design Superhero
2人のAndy(Andy ClarkeとAndy Budd)による実にエンターテインメント色たっぷりなプレゼン。スーパーヒーローをモチーフに、Webデザイナーの備えるべき資質について語っていました。もう出だしからスーパーマンのテーマをガンガンにかけたり、途中ClarkeがスーパーマンばりにTシャツをむき出すパフォーマンスすらあって、とにかく最後まで楽しめましたね。プレゼン資料は既にPDF形式で公開されてますので、Webデザイナーな人は是非!
ここで午前中が終了。さてどこで何しようかと外をブラついていたら突然ヤスヒサさんに体当たり(謎)され、無事麻遊さんやNaoさん(Blogは読んでたけど会うのは初めて)、それに麻遊さんと同じ会社にいたとかいうLeticiaさんと合流。昼食をご一緒しました。ちなみに行った先のメキシカンレストランでMaxine、Johnと再会。
How to Bluff Your Way in DOM Scripting
時差ボケの影響が顕著に出始めたのがこのパネル。Jeremy Keith自身の著作「DOM Scripting」の内容を凝縮して紹介することにより、いかに「分かったフリをする(bluff)」ことができるようになるか、がテーマ(昨年はCSSでbluffなパネルがあったみたい)。僕は本を買ってはいたけどまだ読んでいなかったので丁度良かったっていうか。gettersとsettersという言葉を用い、DOM ScriptingがCSSを理解した人にとってどれほど簡単かを力説していました。
Tantek Çelik Presentation: Creating Building Blocks for Independents
ブロックをモチーフとして、Web開発者にとって昨今のトレンドとなっている個別要素を紹介したパネル。もちろんBlogやmicroformats、wikiといった内容も一通りさらってはいたけど、最も熱く語っていたのがBarCamp。短い期間で開発を行う同イベントを通じ、よりゴールにフォーカスしたプロマネ能力が磨かれるんだとか。日本でも開発合宿が有効みたいな話は読んだことがあるけど、面白そうですね(温泉とか良さゲ)。ちなみに今日はTantekの誕生日でした!!おめでとう。
Tantekのプレゼンには結構WaSPメンバーも参加していたので、ようやくMolly、Eric、Daveと再会することができました。その後は昼食のときと同じ面子でフレンチレストラン(Chez Nous)へ。45分待ちだと言われ近場の飲み屋で地ビールを飲みつつ時間を潰し、結局2時間待ってようやく夕食にありつけた次第。でも味は素晴らしかったです……オススメ。