MacBook Pro

2006年1月13日 著

Macworld San Franciscoで、噂通りIntelチップを搭載したノート型Macが発表されました。その名も「MacBook Pro」！！嗚呼なんて言いづらい。「ク」という音が立て続けに二度現れるからでしょうか、とにかく語呂の悪さは否めません。CNETのBUZZ OUT LOUDでも「Bad name.」だの「Powerbook is cooler name.」だのと散々叩かれていたし。まぁ名前なんてどうでも良いと言えば良いのですが……しっかしスピードはPowerBook G4の最大4倍、グラフィックスパフォーマンスも8倍にアップって本当なんでしょうか。ひと昔前はPhotoshopを使ってPentiumとのパフォーマンス比較をしてはいかにPowerPCが優れているかを力説していただけに、微妙に滑稽に感じるし、「諸行無常の鐘の音」が聞こえる気がします。それはそれとして、これは（相手が相手だけに）願うだけ無駄ってものかもしれないけど、もっと重量が軽くて値段も買いやすい（20万円を切ってくれると嬉しい）ノートにして欲しかったものです。
とりあえず僕は今回のMacBook Proはスルー。2004年9月に購入したiBookがまだまだ現役で頑張ってくれていますし、そもそも「無い袖は振れない」ですから。とはいえ、おそらく年末か来年の春あたりまでには、買わざるを得ないんだろうなぁと思います。問題は、AppleがMacOS XをPowerPCマシン向けにいつまでリリースし続けるのかってこと。止める時はサクッと止めるだろうからなぁ。個人的にはCISCからRISCへの移行を経験済みなので（LC-IIIからPowerMac 7600/200に買い替え）、そのときを迎えても特に焦りもしないでしょうが（むしろ既視感を覚えるだろうか？）。
あーそれにIntelチップを積んだMac上でWindowsがどれぐらいのスピードで動くのか？という点も非常に興味があります。Virtual PC上のWindowsって、今までは使用に耐えないという声を聞くことが多かったので、仮にIntel Core Duoのパワーに最適化されたVPCが登場するとなれば、そこそこ快適に使えるようになるんじゃ？と期待しています（淡く）。