あいのり #284
著
今夜のあいのり#284「禁断の果実」は、ある意味、非常に見ごたえがありました。前回タカノがヒデに告白したのを受けての展開だったわけですが、当然のごとく彼に好意を寄せていたおまみも告白。そして翌朝、結局のところヒデはどちらも選択せずにラブワゴンに居残ったという。個人的な主観とか嗜好の問題ですが、僕はタカノのやや自己中心的かつ強引な性格が苦手であり、むしろ嫌いなぐらいだったので、おまみの一途さが一層引き立って映ってしまい、ヒデが彼女と一緒に日本に帰ることを密かに期待していたのですけど……ウーム。
おまみが待ち合わせの場所で一言一言しっかりと語りかけるように発した大好きだよ
とか一緒に日本に帰ろう
といった言葉はとても胸に刺さる優しい口調で、ヒデがタカノに一緒に帰れない旨を告げたときには当然だろとかいやもうヒデにはおまみしかいないでしょうマジでか思ってたんですけどねぇ。振られたおまみがヒデに必死の思いで食い下がるも、仕舞には俺は、おまみの事が好きじゃないんだ。一緒には帰れない
と突っぱねる始末。嫁さんとテレビ見ながら「オイオイそりゃないよ〜」などとボヤいておりました。一時はおまみのことが好きだったにも係わらず、どっちかを選んで、どっちかを選ばないなんて、できんかった
というのが理由とは、どうも納得できません。ヒデは格好つけすぎとしか映らなかったのは僕だけでしょうか?所詮あいのりも数あるテレビ番組の一つなんであって、仮に100%ヤラセでなかったにせよ、ある程度の筋書きは予め出来たうえで作られていると思いながらも楽しんでますが、しかしなんだかなぁ〜。彼がもし本当にこんな調子で優柔不断だったとしたら、ヒデに恋人なんて永遠にできっこ無いのではないかとすら思ってしまいます……僕も十分優柔不断な部分はありますけど。
最後のシーンでおまみもタカノもヒデからもらった指輪を投げ捨ててたけどアレってちゃんと収録後に探して拾ってゴミ箱に捨て直したんだろうか?というのもちょっと気がかり。