ブラックジャックによろしく #9
著
発売日の昨日は残念ながら買えなかった「ブラックジャックによろしく (9)」を、成田空港に向かう際に船橋駅のKIOSKで購入。電車の中で一気に読了しました。最近の酷暑を意識してかどうかは知りませんが、表紙に描かれている斉藤先生は汗だくでかなり暑そう、っていうか暑苦しいw
いよいよ精神科編が始まったわけで、斉藤先生自身の心の葛藤とリンクするかたちで話が進行していく様が、より興味深い感じです。幸い?皆川さんとの関係は維持されていたようだけど、いよいよ正念場ちうところですか。相手を「思い遣る」ことの意味だとか難しさ、そればっかりは理論じゃなくて経験からしか学べないように感じているのですけど、踏ん張って欲しいなぁ。
本書で最も気になったのは新聞記者の門脇さんが発した「会社員として大人になれなかった」という台詞。上役の指示に反抗したりするだけで未熟というのなら安直過ぎるわけで、何をもってして大人になれなかったと感じているのか。続きが気になります。