XMLコンソーシアム・セミナー
著
XMLコンソーシアムが主催するセミナーに参加しました。開催場所は東品川・日立ソフトタワー、テーマは「ユビキタス情報環境におけるメタデータ活用」。慶應SFCの萩野教授による講演「SemanticWebはいつ"離陸"するか? 〜2010年のWeb、情報検索のイメージ」が聞きたかったので。
講演中は、連日の寝不足がたたって激しく眠い罠。にしても本セミナー、13時開始18時終了なのですけど、ちょっとスケジュール的に過密スギというか、休憩時間が短すぎるなぁと感じました。最初の講演である「様々なメタデータ活用と情報流通・サービス連携を促進するアプリ、インフラについて」は特に、やや乱暴な印象すら受けましたよ。5人ほどのスピーカーが入れ替わりで講演されたのですけど、話すスピードはバラバラだし、配布資料は割愛しまくり&その逆パターンがあったり、でコンテクストを把握しにくいったらありゃしない。までも、全体通じて良い刺激にはなったと思います。
一番興味深かったのは、メタデータとはやや離れるけど、パネル討論の中でMITの宮川教授が自ら紹介されたOpenCourseWare(OCW)。教育そのものではなく教材のみをOPENにする、というその線引きに込められた戦略とか、著作権との絡みのお話が面白かったです。