「B」で生きる経済学
著
森永卓郎著「『B』で生きる経済学」を読了。
どうもあまり好きになれない論調。その一因としては、氏が描くところの「超階級社会」ってヤツがあまりにも過激で残酷というか、現実離れしているように感じたからかも知れない。ただそれは氏の視点でみれば僕の感じ方というのは鈍感以外の何物でもない、ってことになるんだろうな。今後一層貧富の差の拡大が進むであろう点は概ね同意できるので、氏の他の著作も読んでみたい。
「人生の三大不良債権」として「マイホーム」「子供」「専業主婦」を挙げているけれど……まぁ仮に実態としてそれが真実であるにせよ、表現的にその喩えが妥当かどうか、というのも気になりました。