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2日目(1999/12/27)

出発地 到着地 航空会社 便名 搭乗日 出発
時間
到着
時間
マイアミ国際空港 ブエノスアイレス国際空港 アメリカン航空 AA901 1999/12/26 23:15 #10:03
ジョージニューベリー空港 ウシュアイア アルゼンチン航空 AR1643 1999/12/27 15:10 18:54

今、Buenos Airesに向かう飛行機の中にいる。

Miamiで、なんかかなり早くに搭乗手続きが始まったと思ったら、DallasとMiamiとでは1時間の時差があったんだね、忘れてたよ。今回の飛行機の座席は一番後ろの方の窓際だった。既に現地時刻では真夜中なのに立派な?食事も出て、でもなんだかんだいってもそれなりに食べられるものだね。

食後しばらく寝ていてふと目が覚めたら外が明るくなっていて、(周りはまだ暗く皆寝ているので)少しだけ窓のカバーをずらして外を見ると、はるか下の方に緑が見えた。どうやら寝てる間に赤道は越えちゃったらしい。しばらくうとうとしていて、enya様の音楽を聴いたりしてたけど、やはり外が気になってシェードを開けると、今度は乗務員に閉めるよう注意されてしまった。

このPSION 5mxには世界時計が付いていたのを思い出して確認したところ、MiamiとBuenos Airesとでは2時間の時差だ。日本時間ではちょうど夜の10時45分。仕事で引き継ぎしたEさんをはじめとする皆さんにご迷惑がかかっていないかどうかが気掛かりだなぁ。

飛行機の中からの眺め

再び機内食が出た。普通の朝食ってかんじだけれど、メロンはまずかったなぁ。水分がかなり無くなってたみたいで。アルゼンチンの領空には入っているんだろうけれど、いちおデジカメで外の景色の写真も撮ってみた。

今機長からの放送があって、あと30分ぐらいで着くらしい。大丈夫かな?

今、Ushuaiaへと向かう飛行機に乗っている。まったく、この飛行機に乗るまでは一苦労だった。

Buenos Airesには少しの時間の余裕を持って到着することができたんだけれど、George Newberry空港と国際空港の間は40kmぐらいも離れているので、とりあえず急ぐ必要があったんだ。

飛行機の機内では税関審査用の書類しか予め配られなかったので、飛行機を降りてから入国カードを受け取り、記入する必要があったほかは、全く問題なくアルゼンチンへは入国できた。(それにしても段取り悪すぎだよ係員)

空港への移動手段はタクシーとバスがあるけれど、突っ立ってたおっさんに話し掛けられて聞いたところでは前者は45分、後者は1時間かかるという。そのおっさんは実はタクシードライバーだったわけなんだけど、値段を確認したところ35ドルだってんで乗ることにした。たしかに蒸し暑いけれど、すごく雲っていて、タクシーに乗る頃には大粒の雨が降り出してしまった。

どんなタクシーかと思いきやごく普通のプジョーだった(つまりレミース)。いきなりエンストしてみせてくれたりして大丈夫かコイツとか思ったけれど、話すぶんにはすごくいい人っぽいんだな。スペイン語まぢりの英語はほとんど通じないっていうか理解不能なんだけど、こっちはこっちでよくわからないながらも面倒だから適当に相槌打ってみたり。(をぃ)中心街はどっちだのって話しも聞いたけど、どうも頭の中にBuenos Airesの地図を思い描けない。とりあえず、まるで海みたいなラプラタ河は見たよ。

結局40分ぐらいかかるって言われたけれど、それほどかからずに到着。降りるときには40ドルを請求されて、最初の話しと違うぢゃんとか思ったけれど、5ドルはチップかなと思ったから、ちゃんと40ドルあげた。

折り畳み傘を広げてタクシーを降りたけれど、少しばかし歩かなければならず、実は結構濡れてしまった。

空港の中はもろスペイン語の世界。チェックインカウンターでも英語が通じない、っていうか話してくれない。(つーか無愛想)とっくに搭乗手続き始まってる時刻なのに何のアナウンスもないので、実はいるべき場所が違うんぢゃないかとか心配し、2度も英語が通じるひと捕まえて聞いたけれど、ただ単に遅れているだけらしい。(「We have no airplane.」とはこれいかに?)これがいわゆる一つの南米におけるいい加減さって奴なのか?

情報が出るディスプレイを疲れでうとうとしながら見ているうちに、いつのまにか僕が乗るAR1463便は3時10分から5時15分に勝手に変更されて表示されたからびっくり。いそいそと指定のゲートに並んだ。この空港では乗る飛行機まで歩いて、タラップを上って乗った(こういうのは種子島空港以来だな)。

とりあえず今日のうちにはUshuaiaに到着できるし、従ってツアーの船に乗り遅れるなんて可能性も無くなったから喜ぶべきなんだろうけど、しかし飛行機の遅延に対して一言の詫びとか説明も無いってのはどうかなぁ。

今、やっとUshuaiaの宿(Hotel Ushuaia)に着いた。

Ushuaiaの空港に到着する直前は、乱気流でかなり飛行機恐かったけど無事着陸。着陸直後なんてなんか知らないけど拍手喝采だったし。まぁ外国の人って概ねそういうの好きだけど、無事着陸することがそんなに凄いことなのか?(謎

空港はすごく小奇麗な空港で、とてもこれが世界最南端の街、世界の果てにある空港だとは思えないほど。空港ではやっぱりっていうかタクシーのおっさんの客引きにつかまり、値段(5ドル)を確認して乗ることに。

Ushuaiaの宿にて、部屋からの眺望

今夜泊まるHotel Ushuaiaはかなり山の手側の高い(中心部から外れた)ところにあって、時間があれば街中のインターネットカフェにでも行こうと思っていたその目論見は見事に破れてしまったけれど、まぁとりあえず移動の連続で疲れきっているし明日以降のこともあるから、さっさと寝とこう。

ところで、実はまだ会っていないけれど、今夜の部屋をシェアする人は置いてある荷物から察するに日本人のハードモバイラーらしい。ザウルスがベッドに転がってるし。同じツアーに参加するのだろうか。

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