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他人の記事に反応することの難しさ

昨日付けでRe: レスポンシブデザインって本当に使える?レスポンシブを避けるべき3つの理由という記事を公開したばかりでアレですけど、他人の記事に反応するというのは非常に難しいな、と思っています。

僕の場合、Web上では記名で活動していますが、いくら個人サイトの全ページにコンテンツにある意見や見解は、個人の立場において述べたものであり、所属組織等を代表するものではありませんと記したところで申し訳程度でしかなく(勤務先などググれば一発でわかります)、ここ(どこ)に書いた記事が予想外のところに意図せぬ影響を招く可能性なり危険性は、常に意識しているつもり。結局のところ、それに起因する不自由さとか窮屈さを上回るメリットがあると考えているからこそ、個人サイトの運営を含め記名での活動を続けているのですけどね。匿名か記名かという論点はさておき、Webアクセシビリティをどうやって普及させるか、みたいな話題が先日Twitter上でちょっぴり盛り上がったときの、そめ様のつぶやきを引用:

リーチ力の高いブログがアクセシビリティの記事を書いたとして、その記事の細かなあらを突くような指摘をしまくるのは頂けないなと思う。心証が悪いに尽きる。ブログ著者に「この人達面倒くさい」と思われたら試合終了でしょうに。共に戦ってゆく仲間ではないのか。

はい、これはまさに自分に対するご指摘ですね(たとえそう意図されていなかったとしても、僕の視点からはそうだと断定するに十分な感じなので以下略)。反応するポイントが果たして「細かなあら」か否か、の判断基準も難しいけれど、アクセシビリティのような自分がもっと盛り上げたいと願っているテーマであれば特に、反応するのが(記名なだけが理由でなしに)難しく感じることがあります。その割に、例によって揚げ足取りのような書きっぷりで部分引用しながら返信記事を書いてしまいがちなのは、おそらく共に戦ってゆく仲間という意識が不足しているからなのかな、と......。

誰の目にも明らかな誤りなら相手が誰であれ、どれだけリーチ力の高いブロガー様であろうとも、やはり黙っているわけにはいかないという謎の使命感に駆られ言及せざるを得ない感じだけど、そうではないケース、つまり誤りとは言えないまでも自分の主義主張と相容れないようなケースでは、もうちょっと慎重にならなければいけませんね(反省)。誹謗中傷にならない(そう読み手に受け取られない)ようにすることはもちろん、反応する相手を含め読者が自分の記事を読んだときにどう感じるかにしっかり思いを馳せるとか、何かしら前向きで建設的な落としどころを必ず用意すようにするとか......あぁ、難しい。

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