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小谷美紗子 Trio TOUR CATCH

今週の水曜日、つまり26日の晩のことでしたが、小谷美紗子さんのライブ「小谷美紗子 Trio TOUR CATCH」に行ってきました。終業時刻が開場と同じ18時半だったものだから、定時退社のうえ新宿駅まではタクシーを使ったりして頑張ってはみたものの、19時過ぎに渋谷クラブクアトロに到着した時点で既にかなりの人が(汗)。飲み物を別途買わなければならないシステムだったので、500円もする高級ジンジャーエールを飲みつつ開演を待ちます。
19時半を過ぎ、ライブがスタートして初めて気づいたんですけど、自分の立ち位置からは小谷さんが全然見えない!っていうか、ドラムの玉田豊夢(トム)さんしか見えないよ orz ステージ向かって左手にかなり太い柱が立っていて、それが自分とステージを結ぶ直線上にちょうど立ちふさがる感じになっていたんですね。その柱がまた黒い色をしていたため、開演前にはまったく気づかなかったのです……それは多分僕のすぐ傍とか、同じ直線上で聞いていた人たちも皆似たような状況にあったんじゃないかと思いますが。ライブ中、生の歌声さえ楽しめればそれで良しとしようと努力したけれど、やはりトリオ全員の姿、特に小谷さんの歌う姿が見れないという残念な思いは最後まで消す事ができず以下略。やっぱり南青山MANDARAのような、もう少しこじんまりとした場所で、座ってじっくり聴きたかったかなぁと。まぁ今日得た教訓としてはですね、渋谷クラブクアトロではステージ向かって右側に陣取るべし、これです。
トムさんの素晴しいドラム演奏もそれはそれで見応えがありましたが、そういうわけで今回自分は時折(スローテンポの曲では特に)目をつぶって純粋に音楽に聞き入ってみました。すると自分の過去10年間の思い出が、怒濤のごとく押し寄せてきて、何とも言えない感じになりました。彼女がデビューをし、同時に僕が彼女の歌声のファンになったのが10年前のことで、これまで色々あったなーと。転々と旅を続けてきたけれど、10年前にアルバイトとしてHTMLを書いていた会社で役員をしているというこの奇妙さ、不思議さは何なんだろう、とか。

最後に、今回のツアーの曲順を覚え書きしておきます。まさか今回のライブでクラシックを耳にしようとは思わなかったので、彼ら流にアレンジされたベートーベンの「悲愴」は特に、最高でしたよ。

  1. CATCH
  2. 名も無き人
  3. Blink of stars
  4. 照れるような光
  5. 嘆きの雪
  6. まだ赤い
  7. 母の日
  8. 奇跡
  9. 雪でもいい
  10. Who
  11. still have us
  12. 雨は涙
  13. Rum & Ginger
  14. ピアノソナタ悲愴第一楽章
  15. 生けどりの花
  16. 街灯の下で
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