Perdix 試験飛行(1995/7/22,23)
7/22
第15回試験飛行。天候は曇り。
この日の1本目は露で翼が濡れていたのか、かなりペダルは重く、異常を察知した段階ですぐと降りればいいものを100m以上飛び続けてしまったため、足がかなり参ってしまいました。
既に日程的に試験飛行のラストフライトが迫っているという事実が、精神的にそのような無茶をさせてしまったのかも知れません。
小休止をはさみつつ、200mから300m程度のフライトを繰り返しました。既に、最初のフライトで受けた足の疲労から、飛行距離の更新は不可能と思われました。
操縦に対してかなり馴れはしたものの、操縦系のワイヤーのテンション不足から生じるラダーの効きの悪さは改善されませんでした。
7/23
そして迎えた最後の試験飛行。第16回試験飛行の天候は最後にふさわしく、晴れでした。
しかし、不運にも風が強く、この日の最初のフライトがPerdixの試験飛行における最後のフライトとなりました。
高度を維持しながらペダル回転数をチェックすると、なんと100台。たまらず、400m弱飛んだところで参ってしまい、降りることに。
その後、プロペラピッチを0.5度深くして風が止むのを待ちましたが、時間だけが過ぎてゆき、あえなくタイムアップ。
最後に、鳥コン本番に向けてプラットフォーム上での段取り等の確認をし、1995年度のPerdix試験飛行は終了しました。結局のところ、機体を完全に煮つめたうえで鳥コンに臨むまでには至りませんでした。