Perdix 試験飛行(1995/7/1,2)
7/1
なんとか前回のフレーム大破の修復を完了てし望んだ7月1日の第11回試験飛行は、主翼を外にも出すことができない程風があまりにも強いため、中止となりました。
7/2
翌日の第12回試験飛行。曇ってはいたものの風はほとんどなく、試験飛行にはうってつけの気象条件となりました。
最初に1回だけ滑走した後は、積極的に飛ばしていきました。前回のフレーム大破など微塵も感じさせないフライトが続きました。
課題とされてきた着陸もなんとかクリア。ペダル回転数の落とし方と、エレベーターの操縦がうまく噛み合うようになったように感じられました。
その後も、200mから300m程度のフライトを順調にこなすことができました。
そして、高度維持に必要なペダル回転数が設定(85rpm)よりも低いことが判明、プロペラピッチを0.5度下げることに。
その結果、心拍数がそれまではフライト中180台だったのが、170台で定常飛行に入れることが分かりました。
最終的には、配置されたグランドクルーの最後の列をも越えて飛び続けられるまでになりましたが、サポートなしの着陸は危険のため、最終列で着陸せざるを得ず、どの程度このプロペラピッチで飛行し続けられるかを見極めるのは、次回に持ち越しとなりました。