Perdix フライト後
着水後、機体につかまって浮きながらインタビューを受け、かなりべらべらとしゃべった記憶があるのですが、ほとんど放送ではカットされてました。とにかく、ボートに引き上げてもらい、そしてメンバーや応援団のいるハーバーまで連れて行ってもらいました。
ちょうどボートから降りてきたら、記録発表の声が聞こえて来ました。一同、「あともうちょっとで1kmだったのに!!!」
その後、そのまんま東からインタビューを受けました。でも…やっぱり放送では全部カットされてました。
還ってきた機体は、尾翼とフェアリングはきれいさっぱり壊れて、あるいは流されて紛失していたものの、フレームや主翼はほとんど壊れているところはありませんでした。
まるで、少し手を加えて作り直せばすぐと再び飛べるようになるかのような、そんな印象を受けました。何はともあれ、お疲れさまでした、Perdix。
飛行距離、順位ともに好成績を収めたおかげで、思いがけず奨励賞をいただくことになりました。まさかこの自分が表彰台に登れるとは思ってもみなかったので、とても嬉しく思いました。昨年の時に味わった悔しさも悲しみも、そのすべてが喜び、達成感に転化されてゆくような、そんな気がしました。