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覚え書き

第272回「航空と宇宙」定例講演会 日本の人力飛行50周年記念 ~人力飛行機“リネット”開発物語~

講演会の会場に展示されていた人力飛行機「リネット」の模型

8月23日の覚え書き。その日は、朝早くからバタバタと準備していたリリースものが無事にリリースし尽くせたので、30分ほど会社を早引けさせていただくことに。Fouraquareの記録によれば実に6年ぶりらしいけど、新橋にある航空会館へと向かい、第272回「航空と宇宙」定例講演会 日本の人力飛行50周年記念 ~人力飛行機“リネット”開発物語~に参加しました。学生はまだ夏季休暇中だろうから、若い人もそこそこ来てるかしら?と思ったけれど、予想に反して会場は9割がた、ご年配の皆さんで埋まってましたね......現役の皆さん(誰)、昔話には興味ないのかしら。

講演会の前半はリネットの設計を担当された千本木茂夫氏、後半は製作及びパイロットを務めた岡宮宗孝氏が登壇。岡宮氏については、2月に航空科学博物館でも講演を聞いていたので、ある程度は知った内容であろうと予測していました。実際、今回については千本木氏の話の方が、興味深かったように思います。「何でも初めにやる民族」と評してイギリスの面白さを語られたり、フライホイールを検討したものの重量増からボツにしたお話、Spillmanの経験式のおかげで重量管理に要する計算時間を節約できた、などなど。

岡宮氏の講演では現在、所沢航空発祥記念館で外国人への案内役ボランティアをされているというのが初耳でした(運が良ければ何かの機会にお会いできる?)。あとは、初飛行後に木村先生からフルコースをご馳走され、その時にフォークとナイフは外側から使うのを教わったというエピソード、それと比較的最近になって(当時の写真を拡大して見返したところ)リネットのタイヤはミシュラン製とわかったという話も初耳だったか。また、鼻がドライブシャフトに擦るまで近づくことになったのは、ユニバーサルジョイントから傘歯車に変えたところ機体重量が2kg増え、重心位置を調整しようとパイロットの位置を前に出した結果だったのですね......。

岡宮氏の講演の〆は、例のフジ三太郎の4コマ漫画。見方によっては初飛行の成功を揶揄しているようにも受け取れるけれど、国民の多くがそのニュースを知っていなければ漫画のネタとして取り上げられないという前提があればこそ、漫画に登場できたことをとても嬉しく思っている......というのは、本当にそうですね。そう考えると、新聞の漫画に登場するかしないかというのは一つの指標として興味深いなと思いました。講演会で撮った写真は、第272回「航空と宇宙」定例講演会 日本の人力飛行50周年記念 ~人力飛行機"リネット"開発物語~ | Flickrにまとめておきます。

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