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親知らずの抜歯

話は昨年末の12/27に遡ります。不意に、左下の奥歯が痛み出しました。その日はまぁちょっと痛むかなくらいだったのですけど、翌日の12/28には最早、何も手につかないくらいの痛みに。とはいえ、かかりつけの新宿フロントタワー歯科は日曜はお休み。というわけで、ひたすら痛みに耐えながら布団の上でのたうち回るという無為な休日を過ごす羽目に。

翌12/29に新宿フロントタワー歯科へ。診断の結果、左下の奥歯=親知らずが虫歯になっており、抜くしかないのだけれど、骨にかなり埋まるような感じで生えているせいで、同医院では対応できないとのこと。その日は応急処置だけしていただき、痛みは収束。

年が明けて1/7、再び新宿フロントタワー歯科へ。紹介状を書くので大学病院に行ってください......と言われ、二箇所提示されたうち、勤務先に近い東京医科大学病院を選択。単なる抜歯とはいえ、通例かなりの順番待ちでいつになるかは分からない、ということで翌日には診察に向かうことに。大学病院に行くということ自体、非常にレアで微妙に緊張すらしました。

レントゲン写真を撮ってもらい、医師と面談。説明は丁寧かつ文書でもいただけたのですけど、

  1. 現在の病状及び手術、麻酔の必要性と今後の見込み:左下智歯:智歯周囲炎(=虫歯)のため抜歯が望まれる
  2. 手術、麻酔の名称と方法:局所麻酔下にて抜歯を行う
  3. 上記に伴う合併症の可能性と危険性:
    一過性の疼痛、腫張、出血の可能性、創部感染、口角炎、隣在歯の動揺・知覚過敏の可能性
    オトガイ神経・舌神経マヒの出現の可能性、皮下気腫の発現の可能性
  4. 緊急の処置を行う必要が生じた場合の適宜処置の可能性

の各項について説明を受け、またその内容を理解し、実施(緊急の処置を含む)に同意しました(同意書に署名)。また大学病院ということで、以下の項目(ただし個人を特定する情報は削除される)についても同意をし、そのための署名をしました。

で、最後に手術というか抜歯の日にちを決めたのですけど、まさかの2ヶ月以上先の3/26。抜歯後しばらくのあいだ腫れたり、その結果としてしゃべりにくくなるかもしれないということだったので、セミナーで話す予定なんかを避けたりした結果でもあるのですが、やはり事前に聞いていた通りの混雑ぶりという印象でありました。

途中、一週間ほどアメリカに行く機会なんかもあったのですけど、痛みがぶり返すこともなく、平穏無事に2ヶ月以上をやり過ごして、抜歯当日(3/26)を迎えました。麻酔のおかげで術中の痛みは感じなかったものの、しかしまるで生きた心地はしなかったですね。麻酔の効き具合を超えて、いつ痛みが襲ってくるかと常に不安でしたし、何より聞こえてくる音が凄まじい。とても自分の口の中から聞こえてくるものとは思えない、おぞましい音でした......時間的には、30分以上かかったでしょうか。

麻酔の効き目は2時間と言われていましたが、その目安よりも早くに抜いた場所が痛み始めました。処方された痛み止めやら抗生物質やら、食後に飲むべきものだったけれど、たまらず直ぐ昼食前に飲んだのですが......とても仕事に手がつけられる感じではなくて、その日は夕方に早退。帰宅後、昨年末のごとく布団にくるまりのたうち回ることに。翌日の午前中も会社を休んで安静にすることにした結果、痛み止めで十分抑えられるようになった&出社したのですが、左頬は見事に変形w

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