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シンポジウム「宇宙にひろがる人類文明の未来2015」参加ならず

2015年の抱負で言及した、シンポジウム「宇宙にひろがる人類文明の未来2015」について。3連休の影響からか、ホテルは結構埋まっていたり割高な状況ではあったものの、なんとかアパホテル〈京都祇園〉EXCELLENTにシングル禁煙室を確保。1日目(土曜)の夜には関西在住のリャマさんガスマスクさんと飲みに行くぞーって意気込んでいたのですが......金曜(1/9)の夕方から急速に体調が悪化。翌朝になって熱が出ていなければ、午前中いっぱい身体を休めて(=東山散策を諦めて)でも京都に向かうつもりでいたのに、無情にも 38.2 度という残念なお知らせ。

土曜の午前中に近所の病院に向かい、インフルエンザの検査を受けるも、結果は陰性。しかし検査は100%ではないことから(だったら何故あんな辱め(謎)を受けねばならんのだ云々)、インフルエンザの薬も服用しましょうということで、普通の風邪薬とあわせて「たんまり」処方していただきました。ちなみにインフルのは、目薬サイズの容器に入った粉を吸い込むタイプのもので、初めての体験(吸い込み方が弱すぎて、一度やり直しさせられたという)。

土曜昼から寝込んで日曜の朝を迎えるも、復調せず......起き上がってPCに向かい、しばらく未読フィードの消化とかするも、ダウン。熱っぽさが抜けずだらだらと寝てしまい、シンポジウムのUstream中継を見る気力が起きたのは、神崎氏の講演「環境倫理学と宇宙開発」くらいからだったか。何をするにも集中できない感じだったので、正直、話の内容もあまり覚えていないのだけど、最後のパネルディスカッションの時間がだいぶ不足していた風だったのは、残念でしたね。場所の都合かもしれないですが、せっかく京大前総長の松本氏に参加していただきこれでは、何とも勿体ない。

うろ覚えで感想を書くというのもアレなんですけど、人類の宇宙進出というのは、もう既定路線ということにしてしまって良いのではないでしょうか。進出の是非そのものは、過去のシンポジウムでも十分取り上げてきたテーマですし、今や倫理的にどうこう言ってられない状況ではないかとも思うのです。50億年も経てば太陽が膨張してきてサヨウナラというのは確かなんでしょうし、それ以前に文明を滅せるサイズの小惑星が地球に衝突するコースで飛んで来ていることがわかっても、現在の私たちにはどうすることもできない。であればこそ、宇宙進出を既定路線としたうえで、近眼視的なものの見方に偏りがちな社会、経済、政治に対しどのような働きかけを行うべきか。そこを突き詰めていかないことには、人文・社会科学からのアプローチというものの発展は期待しにくい気がしています。

......そういえば、今年はあの名物おじさん(誰)はいらしたのでしょうかね。シンポジウム「宇宙にひろがる人類文明の未来2015」 #usss2015 - Togetterまとめをまとめた限り、存在は確認できず。

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