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Seattle Pacific Universityで銃乱射事件

2007年に訪れた際に撮影したSeattle Pacific Universityキャンパス

昨日は朝から大学で発砲、死者 米シアトルというニュースに衝撃を受けました。全米のなかでも比較的治安が良いとされるシアトル、しかもよりによってSeattle Pacific University(以下「SPU」)という、自分がそこで学び生活していたことのある場所で起きた事件だったためです。

僕はかつて、1997年の4月から5月にかけて、A.C.E. Language Institute at Seattle Pacific Universityに英語留学していました。その年の6月から参加予定だった国際宇宙大学に備えることが目的で、英語を学べるならどこでも良かったのですが、人力飛行の世界記録更新を目指すRAVEN Projectに学校として参加していたSPUを選んだのは、自分にとって極めて自然で合理的な選択でした。

SPUはそれほど規模の大きくない大学で、キャンパスも(実際に行ったことのあるRiceCornellと比べてしまうと)実にコンパクト。しかしカトリック系ということもあってか、非常に手入れの行き届いた緑豊かで美しいキャンパスであり、そこで過ごした2ヶ月は今も自分にとっては宝物みたいな時間なのです。ちなみに留学中は、寮(Moyer Hall)の2人部屋でルームシェアして暮らしていました。

CNNの報道に登場する建物(Royal Brougham Pavilion)もすごく馴染みがあって、小さいながらもエアロバイクを備えたジムがあったものだから、週に何度かはトレーニングで通っていた場所。アメリカでの銃乱射事件というのは、残念ながら珍しいことでは無くなっているけれど、どこか自分とは無関係な感覚があって......それが今回の事件により、一気に身近で現実的な問題として認識せざるを得なくなった感があります。

奇しくも、自分は明日からSMX Advanced Seattleに参加のため、シアトルに行く予定。休暇を取って早めに現地入りし、久しぶりのシアトル(最後に訪れたのは2007年)を満喫するつもりでいました。懐かしのSPUにまで足を伸ばすという明確な予定は立てていなかったけれど、どうしたものか。亡くなられた方のご冥福と、怪我を負われた方の回復を、心よりお祈りします。

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