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宇宙×ミエル化に寄稿

NYAISASメールマガジン第66号に寄稿した内容と概ね同じですが、Facebookページの宇宙×ミエル化に以下の内容を寄稿させていただきましたので、こちらにも転載しておきます。)

株式会社ミツエーリンクスでWebデザインの仕事をしている、木達一仁と申します。Webデザインと一言で言っても、職種や職能はさまざまにあるのですけど、少しでも掘り下げようものなら専門用語のオンパレードになりかねないので、Webサイトのデザインをしています、という説明をすることが多いです。

宇宙に興味を持ったきっかけ

宇宙、とりわけ有人宇宙開発に対しては、幼稚園生の頃から興味を抱いてきました。宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999といったアニメの影響も少なからずあったでしょうが、明確なきっかけがあったとすれば、父に連れられて足を運んだ宇宙科学博覧会だったと思います。そのとき目にした、アポロ月着陸船やバイキング火星探査機の展示から強い影響を受けたことは、間違いありません。

やがて、宇宙開発の仕事に就くことを目指し理工系の大学に進学するも、学業そっちのけで人力飛行機の設計や製作に没頭、パイロットとして鳥人間コンテストに2度出場するなどしたため、留年の危機に。なんとか4年で卒業、その後の方針を決めるべく国際宇宙大学に留学していた最中にチャンスをいただき、財団法人日本宇宙フォーラムに就職することになりました。そこで担当したのが、当時の宇宙開発事業団のWebサイトの管理・運用でした。

その時の仕事は、まさに天職としか思えぬほど自分にフィットしていたのですが......ITバブルの到来と共に、より専門的にWebデザインを志向することを決意。そこでまず入社したのが、ホリエモンの立ち上げた株式会社オン・ザ・エッヂでした(当時はまさかホリエモンが宇宙を目指していただなんてつゆ知らず)。以後、何度か転職をしながらも、基本的には一貫してWebデザインの仕事をしていますが、業界をWebに鞍替えしてもなお、有人宇宙開発への興味・関心が途絶えたことはありません。

今やっていること

残念ながら、宇宙開発に関することには、ほとんど関わっていません。個人的な趣味の範囲で、宇宙開発関連のニュースはウォッチしているほか、機会があれば宇宙関連のイベントに参加したり、稀にロケットの打上げを見に出かける程度でしょうか。こと打上げに関しては、過去スペースシャトルを2回、H-IIAロケットを1回、H-IIBロケットを2回、生で見ています。今年の秋には、ソユーズに乗った若田さんをお見送りに行く予定でおり、今から楽しみです。

これからやりたいこと

死ぬまでには宇宙に行き、自分が生まれた惑星をこの目で「外から」見てみたい、という野望はあります。職業的宇宙飛行士への応募は、過去に何度か真剣に検討した経緯はありますが......いまは、それとは別の手段なり方法で高度100キロメートルを目指せればと思っています。AXE宇宙飛行士選抜キャンペーンに応募したのも、そんな思いからですね。弾道飛行であってもまだまだお金のかかる状況ですから、これを逃す手は無い、と。もしよろしければ、自分に一票を投じていただけると嬉しいです。

https://www.axeapollo.com/ja_JP/69974/kazuhito-kidachi?image=0

また、狭義の宇宙では無いけれども、宇宙に近しいイメージの強い場所として、極地や深海にも行きたいと思っています。既に南極半島までは2度、観光ツアーに参加するかたちで足を伸ばしていますが、まるで違う星に来てしまったかの素晴らしい体験でした。ちなみに提供した写真は、2004年に南極半島のNeko Harborで撮影したものです。

あとは、日本独自にでもそうでなくとも、有人宇宙開発がさらに進展、活発化するための取り組みに少しでも「主体的に」参加できたら嬉しいと思います。自分が子供の頃は、大人になったら、飛行機に乗って外国に行くがごとく宇宙に行けるようなイメージを未来に抱いていました。そうした状況にはいまだ程遠いわけですけど、せめて自分の息子が大人になる頃には、そういう「いつか見た未来」に少しでも近づいていて欲しいと思いますし、そのためのお手伝いで自分に出来ることがあれば是非、という感じです(自ら宇宙を目指すという行為も、そのひとつではあります)。

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