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覚え書き

人力ヘリコプター「Atlas」の快挙

各所既報ですが、AeroVeloの人力ヘリコプター「Atlas」の先日の飛行が、正式にシコルスキー賞の受賞条件を満たしたそうで。関連の情報は、日本語では"They Won!"―AerovVeloプロジェクトによるATLASがシコルスキー賞フライトに成功! - Unknown -要するに読書日記と人力飛行機-とか全幅58mの人力ヘリコプターAtlas、33年間未踏のシコルスキー賞を獲得 (動画) - Engadget Japaneseに良くまとめられていると思うので、ここでは割愛します。

このニュースに触れ、素晴らしい快挙としてもちろん感動はしたけれど、同時に感じたことは二つ。第一には、自分も出資をし一種のパトロンとしてシコルスキー賞への挑戦を応援すべきだったな、ということ。昨年、彼らのBlog記事「We Need Your Help」を読んで、個人的な出資は結構本気で検討していました。結果的に、出資はしなかったのだけど......賞の獲得に向け、彼らがかなり近い位置にいるように思ったので(メリーランド大学のGameraと異なり、運動エネルギーの捻出に脚力のみを頼り、自転車のフレームを用いたアップライトポジションを採用していたのは、より高いパワーの出力や操縦面で有利だと感じていた)、出資というかたちであっても参加したかったなと。パトロンになれば、いずれ機会を作って見学に訪れやすくなる期待もあったし。

第二に、かつてこの分野では日本大学の故・内藤晃先生が世界をリードしていただけに、寂しいなぁという気持ち。自分は、内藤先生のデザインしたYURI-I(比較的最近AeroVeloのメンバーが訪問したようだけど、現在はかかみがはら航空宇宙科学博物館に収められている)の飛行を見学したことがあったし、まだお元気だった頃に一度だけ、内藤先生のご自宅にお邪魔してその製作現場(!)を目の当たりにしたこともあって。日本大学での研究が途絶えた?後も、いずれは国内の誰かがこの分野に再び参戦し、シコルスキー賞を取ってくれたら、いち「人力ファン」としては嬉しいと思っていましたから。ともあれ、AeroVeloの皆さんの挑戦とその輝かしい成果には心から尊敬をし、また賞賛させていただきたいと思います。以下の動画の最後には、フライト後でしょうか、快哉の叫びが入っていたのだけれど、正直羨ましい。自分にもまたいずれそういう叫び声を上げる日は来るのだろうか......ネタは人力であろうとなかろうと。

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