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黒部峡谷・下ノ廊下ツアー 2日目

ついにたどり着いた憧れの地、十字峡

10月14日の覚え書き。

  1. 同室の人が身支度を始める音で、3時過ぎに起こされる。と同時に、油断して薄着していたせいか、鼻水が止まらなくなる。
  2. 風邪でもひいたらすべての計画が無駄になってしまう、というわけで慌てて着込んで再び5時過ぎまで寝る。
  3. 起きてみれば部屋には自分一人のみで、外はなんとかヘッドランプをつけずとも歩ける明るさ。
  4. 観光放水開始の瞬間を見るべく、軽く準備運動をしてから5時40分頃にロッジくろよんを出発。
  5. 6時前後に黒部ダムに到着、そして放水を知らせるサイレンが谷間に響いていく。自分以外は親子連れ3人組のほかに人影無し。
  6. 放水瞬間の様を動画で撮ろうと待ち構えるも、予定の6時10分を過ぎても水が出てこない。あれー?と思いながらイラつき始めたら瞬間を見逃した><
  7. 2カ所から同時にではなく1カ所ずつ水が吹き出すのね。動画はまぁなんとか撮れたので、いよいよ下ノ廊下を歩き始める。
  8. 熊は朝夕に活動するというので、熊鈴は一応鳴らしまくりで。黒部川を渡る橋まで降り、放水中のダムを遠目に眺め、いよいよだぞと気を引き締める。
  9. 水の淡いエメラルドグリーンの色合いはとにかく美しく、道のりはスリルに溢れているし、雪渓は迫力があって飽きることがない。けれども、集中力を切らさぬよう注意して歩き続ける。
  10. 途中、ロッジくろよんで受け取っていたお弁当で朝食。外で食べるお弁当の味は格別。ちなみにお昼は買い込んでおいたカロリーメイトで時間短縮。
  11. 昨年、崩落が発生した場所は新しい通路が作られていました。整備された皆さんの尽力に感謝。
  12. この日はとにかく憧れの地・十字峡がハイライトだったのだけど、本当に美しい場所だった。その近くの吊り橋は、下の水面に吸い込まれる気がして怖かったけれど、いちど渡り切ってから再度渡って、写真を撮ったり記憶にとどめようとしたり。
  13. 仙人ダムで一瞬道を間違えそうになったけれど、すぐ近くで休憩していた学生らしきパーティに、親切に声をかけていただきコトなきを得るなど。
  14. 阿曽原温泉小屋には13時45分頃にゴール。概ね予定通りのペースで歩けたことになる。
  15. 入るのを楽しみにしていた露天風呂、一時間交替で男性と女性が入れ替わる。疲れていたので、到着からすぐの14〜15時の時間帯で入浴。実にワイルドな、いい湯でした(高めの湯加減含め)。
  16. 湯上がりに自販機で買ったビールでひとり祝杯(十字峡を見れたことを祝して)。ソロの山歩きは乾杯の相手がいないのが難点(そこかよ)。ていうか、すぐ横で500ml缶が700円で売っているのに気づかず、350ml缶を500円で買ってしまった(ぐぬぬ)。
  17. 軽く昼寝するなどしてたらあっという間に18時の夕食。とても黒部のど真ん中にいるとは思えない豪勢な食事!大変おいしうございました。
  18. 小屋のご主人が取り上げられたテレビ番組(ひとつは5年前?もうひとつは最近放送された森人、森人 黒部・立山の旅 ディレクター日記を参照)の録画を皆で見終えたら部屋に戻り、就寝。翌日に備え、少しでも足の疲れを癒しておかなければ。
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