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DESIGN IT! magazine vol.1

一昨日にDESIGN IT! Forum 2008に行ったついで、というわけでもないのですが、覚え書きするタイミングを逸していたので、今更ながらDESIGN IT! magazine vol.1について。たいへんありがたいことに、DESIGN IT!主宰の篠原さんよりいただきました。記念すべきvol.1は、iPhoneの発売時期を意識した構成に感じられ、たとえiPhone特集号と銘打っても違和感がないぐらい。iPhone関連記事はそれはそれで楽しめましたけど(いちiPhoneユーザーとしては特に)、今号でまず真っ先に読むべきはやはり篠原さんの本誌に懸ける決意、想いではなかったかと思います。以下、創刊のご挨拶より引用させていただきます:

刻々と変化してゆく社会に対応した企業の変革には、デザインの力、ITの力、そしてそれらの有機的な融合が欠かせません。本誌「DESIGN IT! magazine」は、「デザインからITを考えるビジネスマガジン」というスローガンの下、デザインとITが真に結びつくことで生まれる価値を伝えるためのメディア活動をスタートします。

企業活動とIT、そしてデザインの3つの「点」が、それぞれの文脈においてどのように「線」として結ばれているのか?その「線」を繋げることに携わった人々の、それぞれの視点や想いというものの読める記事を期待したいと思います(時間軸に沿った「線」についても然り)。そうした記事を通じ、「線」の繋げ方についての知識、また成功/失敗体験などが広く共有され、この分野に携わる個々人がそれぞれに前進していくための糧になると嬉しいなぁ、と。僕も精一杯、学ばせていただこうと思います。また今号では、先日のイベントで登壇された方々も寄稿されていますが、本誌だけで完結することのない、Webやイベントと連動した相互補完的な何らかの試み、企画といった部分についても、勝手ながら期待をしたいと思います。

一点だけ、ご無礼を承知で苦言を申し上げておきますと、やはり同じ一冊の本である以上、書字方向(と呼んでいいのかな)は統一して欲しかったと思います。電車の中などでは特にですけど、本を読むのにいちいち持ち替えなければ読めないページがあるというのは不便です。それなりのデザイン上の意図や理由があったにせよ、読みにくく感じたのは事実。

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