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鳥人間コンテスト 2008 1日目

そういうわけで鳥人間コンテストの1日目、人力プロペラ機タイムトライアル部門のごく簡単なレポートなど。今年は例年のカメラ配置に加えてラジコンヘリが登場したのと、解説席が観覧席中央から少し陸側に移動、レインボービジョンに正対する感じで斜めに配置されたのが目新しかったです。昨年はPaul(誰)と一緒だったけど、今年はひとりで観覧席から観戦。プラットフォームが一望できて、かつ飛行中の模様をレインボービジョンで見れる、ベストポジションです。

東京電機大学 Flight Works
プロペラ表面がカーボン素材ではなかった、という点に個人的には興味をひかれました。離陸には成功するも、残念ながら折り返し地点に到達するよりはるか手前で着水。
つくば鳥人間の会
非常に派手な見た目のフェアリングが印象的な機体。湖面スレスレの高度で旋回に成功するも(エルロンは使ったのだろうか?)、折り返し後ほどなく着水。パイロットが高度損失に気づけていなかった?
龍谷大学 RYU-JU
立ちこぎ型のレイアウトだけれど、パイロットはちょっと窮屈そう。操舵に深海魚用の釣り糸を使っているとかなんとか。離陸直後、右翼の桁が折れて着水。
首都大学東京鳥人間部 T-MIT
YAMAHA Team Aeroscepsyの中山パイロットがアドバイザーとして参加(パイロットに携帯電話で指示)するも、飛び出し後しばらくして原因不明の着水。風に煽られたのか、操縦系統の不良か。
名古屋大学 AirCraft
風に煽られまくりで迷走の末に着水、折り返し地点まで到達できず。
早稲田大学宇宙航空研究会
プラットフォームから100mのスタートラインまでは順調そのものだったのに、そこからある程度高度を保ったままどんどん風に流されてしまい、肝を冷やしました。パイロットの冷静な判断と操縦によって、テトラポットにぶつかることなく降下・着水。
広島大学工学研究科 KAEDE
一つ前のWASAと同じかそれ以上に、見ていて肝を冷やしたフライト内容。やはりプラットフォームから100mぐらい飛んだあたりから煽られまくりで、湖岸から目と鼻の先で旋回を披露してしまう?羽目に。風の向きと強さが頻繁に変化している空域なのかな?
大阪府立大学 堺・風車の会
さすが、としか言いようがありません。風の影響を受けてさすがに飛行速度は遅かったものの、高度を維持したまま旋回、復路ではだいぶ風に流されたものの、それでも唯一ゴールできていました。最後まで落ち着いて、機体のロールの傾きを修正してから着水させたのは良かったですね。

まぁ結果を番組放映より前にWebで書き記すことについては、決まって毎年のように賛否両論が取りざたされるけど、既に2chの某スレッドではほぼリアルタイムで結果が中継されていたわけで……僕のこの覚え書きもそうですが、文字ばかりで覚え書きしたところで飛行の模様とか魅力はこれっぽっちも伝わらないはずですし、現地で観戦できない人は9月15日夜7時のオンエアをお楽しみに。都知事 vs 府知事って構図も楽しめますよ(謎

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