@kazuhito
Kazuhito Kidachi's Personal Web Site Since 2000

気のチカラとかものの見方とか

品川での打合せの帰りに、かかりつけの小林歯科医院へ。年末に右下奥歯の詰め物が取れてしまっていたのです。診断の結果、歯の一部分が虫歯になって割れた結果、外れたみたい。割れてヒビが入っていたのは鏡で見て知っていたけど、まさか虫歯で割れるとはね。それはさておき、今日は先生の奥様とお話していて、ちょっとしたショックを受けました。

話のきっかけは、僕の勤務先の場所でした。「西新宿にあって、普段は新宿駅から歩くようにしているんです」という話をしたら「新宿三井ビルの近くで宇宙エネルギーで癒しを与えている人知らない?」って聞かれて、僕は「あぁそのオジサンなら知ってますよ、実際に治療?をしているところも見たことがあります」って、ちょっと笑いながら答えたんです。だって「宇宙エネルギー」だなんて、定義は知らないけれど正直胡散臭い響きのある言葉からして、おかしかったものだから。でもその後、現代医学でも治療できない病気なんかを気で治す手法がアメリカでは注目されていて、日本に逆輸入されているというお話を伺い、とても意外に思いました。

さらに驚かされたのは、その奥様ご自身が実は不思議なチカラをもっていて、気を与えることで怪我や病気の程度を緩和したり、動かなかった部位を動かせるようにしたり、そういったことができるということ。にわかには信じれなかったのだけど、僕の手のひらの上から奥様が手をかざされたとき、確かに表面ではなく内側から感じる暖かさを感じて本当に驚かされたし、またそれは僕が気の存在を信じ始めた瞬間でした。その後、これまでの数々の逸話というか、そういう不思議な類のご経験を数多く聞かせていただいて……世の中にはそういう御方や出来事もあるのだな、と理解した次第。

今日まで気や気功というものに、自分はなんとなく科学的でない印象を持ってきました。自分が科学を、あるいは実証主義を信奉しているがゆえに、エネルギーであれば何らかの方法で計測できるべきだし、その値の変化は論理的に説明可能であるべきで、仮にそうでなければそれは人の思い込みの類でしかないのだ、ぐらいの勢いで。ただ、今日伺った話や体験を基に考えれば、確かに科学的、現代医学的な切り口ではまだ解明できないかもしれないけれど、(悪徳霊感商法のようなまがい物とは違う)真の気のチカラというのは存在することを認めざるを得ません。非科学的な一切合切を思考から排除するあまり、そういった不思議さとか神秘にまで目をつむるのはきっと勿体ないことだし、人生もつまらないものになってしまうかもしれない……そんなことを考えさせられた夜でした。

現在地:ホーム > 覚え書き > 月別アーカイブ > 2008年1月 > 気のチカラとかものの見方とか
Google カスタム検索を利用しています