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仕事納め

昨日は仕事納めの日でした。個人的には全然納められないというか、むしろこれから始めるものも複数あり、年末どころか今が12月という気すらしないという異常事態。昨夜にはカンパニー単位での忘年会も催されたのですけど、自分は行きませんでした。そういうわけで、今年は珍しく一度も忘年会と名の付く会に参加することなく年を越すことに。なぜ行かなかったかといえば、仕事の状況が以下略というのもありますけど、ただとにかく行きたくなかった、行く気になれなかっただけです。それ(忘年会への出席)も仕事の一部、というのは一理ありますが……無理矢理行ったところでさして楽しくもないでしょう、おそらく。そういうのってお互い(誰)にとって良くないでしょうし、なんとなく。
仕事に関していうと、とにかく反省すべきことの多い一年でした。ある側面に限定していえば、社会に出て以来で最悪の一年だったとすら言えます。個々の事象は異なれど根本原因は単純で、さまざまなバランス、いや自分のなかでのリソース配分がうまくコントロールできなかったということです。特に時間の使い方についてはいまだに苦悶中で、つまり家族と過ごす時間と仕事に振り向けるべき時間とのバランスが全然取れていない。もっと子供と接する時間を作らなければいけない、作るべきだという焦りに似た気持ちもあれば、そこそこ責任ある立場に置かれてなお膨れ上がるタスク、そして成し遂げたい仕事を前にこれまで以上に仕事に打ち込まなければならない、打ち込みたいという気持ちもあって……まったくもって難しく、悩ましい問題です。とはいえ、自分の父親もかつてはそうだったでしょうが、世のお父さん方は皆、程度は違えど同じ悩みに取り組み問題解決を図っているんだよなぁって考えると、自分は一体何をいつまでもぐだぐだと迷っているのだ、頭悪いなぁと心底思います。結局、2006年はすべてが空回りしすべてが中途半端だったように思えます。クライアントや同僚、家族にも大いに迷惑をかけてしまったし、自分自身仕事から達成感や充実感を期待したほどには、費やしたエネルギーに比して得ていない。この悪循環から早く抜け出したいけれど、今しばらくは悩み考えながら走り続けるしかない、です。
とりあえず一保堂茶舗でお年賀の品は買い終えたし、今夜はこれからサントリーホールに第九を聴きに行くので、またそこでさらなる反省あるいは新年に向けての検討をしようと思います。

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