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鳥コン鑑賞会に参加

昨夜は、第30回鳥人間コンテストの放映日でした。自分はとりっぱさんの企画された鑑賞会に参加するべく、あらかじめこの日に有給休暇を取得していたほど気合いを入れていたのですが、結局いつもより30分早く退社しただけで昼間はまったく普通に仕事していたという。そのうえ、海外の人力飛行機映像を持ち寄るべく事前にVHS/DVD/HDDレコーダーを購入したのに、平日はとにかく忙しくてセットアップする余裕がなく、鑑賞会当日の朝になってようやくDAEDALUSプロジェクトの「The Light Stuff」でVHSからDVDへのダビング機能を確認したという。そんなこんなでバタバタしていましたが、無事番組放映前には会場のウットリ ボディダイニングに到着することができ一安心(田町駅からはタクシーを利用)。
本イベントの最終的な参加希望者は28人にまで増えていたようですが、実際の参加者数はよくわかりません。会場に着くと用意されていた席の半分近くは埋まっていました。近しい人同士で固まって座っているせいなのか、既に場は盛り上がっており、それに比べて単独で参加した自分には知り合いも(主催のお二方を除き)いなかったのですけど、まぁ番組を大画面で堪能できればそれだけで十分と思っていたので特に気にしませんでした。たまたま腰掛けたそばの方々が親切(しかも同じ業界!)で、お話にお付き合いいただいたり、料理のお皿をシェアさせていただいたりしました(放送終了後には「競技もいいけど皆で飛ばして遊べる機体を創りたいですよね〜」みたいな立ち話で盛り上がりました)。
肝心の番組のほうはというと、期待したほど面白く感じられない構成だったのは残念。人力プロペラ機のディスタンス部門とタイムトライアル部門に注目していたわけですけど、前者については東北大 Windnauts VS. 日大 NASG、後者はチームエアロセプシー VS. 堺・風車の会という対決の構図があまりにも鮮明に描かれ過ぎて、ほかのチームのフライトがほとんど印象に残らない流れになっていたように感じました(WASAは当然のごとくダイジェストでした)。ほかにも、Meisterの機体が湖岸に突っ込んでしまった件が映像的にまったく触れられていなかったのは、番組制作側の立場からすれば当然?とはいえ釈然としない何かをやはり感じますし、堺・風車の会の最後の着水前の頑張りは今大会最高の盛り上がりだったにもかかわらず紹介時間が短か過ぎやしないか?などなど……まぁ、そんな内容でした。
番組終了後には僕が少しばかりRAVENの紹介ビデオを流したり、はるばる広島から参加されていたHUESの方がチームや機体のプレゼンを行ったりしました。時間があまり長く取れなかったため全体的にやや駆け足になっていましたが、こういうのばかりを寄せ集めたイベントというのも(機体製作から離れている)社会人向けには面白いかもしれませんね。試験飛行の映像を流しながら、ひたすら人力飛行機の魅力を熱く語る会、みたいな。ロフトプラスワンあたりで企画できませんかねぇ……マニアック過ぎてお客さん入らないかな。しかしまずは、本イベントを主催されたとりっぱのにしはたさんとやざきさんに 御礼申し上げます、ありがとうございました。

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