@kazuhito
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Xylescope

Xylescopeというソフトの存在を知りました。速攻ダウンロードしてソフトのアイコンをダブルクリックしたのに起動しないよ?とか思ったら要10.3.9でした(よく読め>自分)。気を取り直し、とにかくXylescopeを動かしたい一心で(Safariのバージョンが1.3に上がってしまうことも恐れず)とりあえずMacOS Xをバージョンアップしてしまい、無事起動。とりたてて便利だとか、使い続けたいとか思わされるソフトではありませんが、これはこれで面白いソフトだなと思います。
Xylescopeは、表示しているWebページの特定部位について、その(X)HTMLソースや適用されているCSSソースをできるだけわかりやすく表示しようという試みであると思います。確か、似たような機能ならAccessibility ToolbarWeb Developer Extensionでも実装されていたと思いますが、Xylescopeはそれに特化した単体のアプリケーション、しかもMacOS用という点でなかなか興味深いと思います。
既存のCSSを編集するうえでのひとつのポイントは、その適用範囲をどう定義するか、だと思います。あるスタイルを新たに加える場合、それが単一の文書に対して固有のものか、あるいは同じカテゴリに属する複数の文書に共通のものか、それともサイト上の全ての文書で共通のものなのか。いずれの場合においても、既存のスタイルとの干渉が無いかどうかどうかに留意しつつ、記述場所を検討することになると思います。ですから、僕がこの手のソフトに求める機能としては、単に適用されているスタイルを表示するのみならず、それがサイト上の他の文書と共有されているか否か、共有中であれば具体的にどの文書かという、いわばそのスタイルの持つ影響範囲をも理解し易く表示してくれることです。残念ながら、Xylescopeにはそういう機能は無いようですし、ほかのソフトでも(いまだに)ちょっと見当たりませんので、もしそういうソフトをご存知の方がいらしたら、是非ご一報ください(他力本願

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