JAXAから逮捕者

2005年3月22日 著

複数の報道によれば、JAXA初の逮捕者が出た模様。容疑は、入管法違反（不法残留ほう助）。売春をきっかけに知り合ったタイ人の少女を、自宅に月5万円のお小遣いを渡して住まわせていたらしい。なんでも、逮捕されたのは安全・信頼性管理部の調査役で、59歳とか。あとチョットで定年じゃないか！！いい歳して何やってんだか。
「弁護士と会うまで何も言えない」と黙秘を続けているらしいけど、往生際が悪いとしか言い様がありませんね。事実無根であればそうはっきり言えばいいと思うのですが、昔から「火の無いところに煙は立たない」といいますし、何かしらやましいことはあるのでしょう。いまだ事実確認ができていないためか、JAXAから本件に関する情報は全く提供されていません。あくまでも今回のケースはイレギュラーであって、JAXA内部の風紀がどうの、組織の体質がどうの、という問題ではないと思いますが。ただまぁしかし、所属部署が安全・信頼性管理部ってのもねぇ。うまく表現できませんが「なんだかなぁ」って感じ。とにかく、聞いてるほうが情けなくなるニュースでした（あばれはっちゃくの父親風に「父ちゃん情けなくって涙がでてくらぁ」と言いたい）。
先のH-IIAロケット7号機の打上げ成功の余韻に浸っているところに冷や水を浴びせられた格好ですが、JAXAには二度とこのような逮捕者を出さぬよう徹底していただきたいものです。宇宙開発に夢やロマンを見出している人々にとっては悲劇ですから。