@kazuhito
Kazuhito Kidachi's Personal Web Site Since 2000

「原因」と「結果」の法則

ジェームズ・アレン著、坂本貢一訳「『原因』と『結果』の法則」を嫁さんから借りて読了。書店ではかなり以前から平積みされっ放しのように思うけれど、それなりに売れている本らしい。
訳者まえがきを読んで驚いたのだけど、本書は1902年に書かれたものだそう。つまりほぼ一世紀以上に渡って(世界中で)愛読されている、ということ。しかしその裏返しかどうかは定かでないけど、書かれていることは非常に平凡で当たり前。要は心の持ちようが全てを決定付けるということであり、自己啓発系の本をいくつか読んできた僕にとっては、極めてありふれた内容に思えてしまった。百年前に書かれた事実を思えば、本書こそがそういった思想の先駆けかもしれませんが。
気になったのは、何回か登場する「宇宙」という言葉。この手の本で「宇宙」なんて単語を目にしてしまうと途端に宗教臭さを感じ取ってしまうし、あるいはそれって単に「神」という言葉を使わないようにするためだけに使ってるんじゃ?などと勘繰ったりしてしまう。

現在地:ホーム > 覚え書き > 月別アーカイブ > 2004年4月 > 「原因」と「結果」の法則
Google カスタム検索を利用しています