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Web Designing 2004年5月号

紀伊国屋書店新宿南店にて、Web Designing2004年5月号を立ち読み。だって、特集が「XHTMLとCSSがWebデザインを変える」だったから、つい。結局買わなかったけどね……特に目新しいと思える内容はなかったので。ちなみに件の特集の著者は、既に同誌でCSSの連載を執筆されているZSPCの大藤氏。
個人的には、特集としてXHTMLを扱う以上、なぜHTMLではなくXHTMLなのか?という点をもっと掘り下げて欲しかったなぁと思います。著者曰く、後々に移行するぐらいなら始めからXHTMLで書いたほうが良いとか書いてましたが……。構造と視覚表現を分離することは重要だと思うけど、前者の記述にHTMLとXHTMLのどちらを採用すべきかは現状ケースバイケースであって、一義的にXHTMLを利用したほうが良い、とは言えないと思うのです。確かに、最新の仕様には違いないけども。
XHTMLを勧めるのであればもっとこう、XMLデータでもって情報を発信することの意義とか、メリットについて語って欲しかったなぁと。もっとも、コラム「XHTMLでページにメタデータを埋め込む意味とは?」の中で、神崎氏がその辺りをフォローしてるようにも思えましたが。

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