@kazuhito
Kazuhito Kidachi's Personal Web Site Since 2000

ブラックジャックによろしく #8

ブラックジャックによろしく (8)キター!というわけで、出社前に駅前の書店で購入したのをお昼休みに弁当食べつつ一気に読了。がん医療編が完結したわけですが……とにかく早く続きが読みたくて仕方なかったので、一安心(謎)。それにしても、辻本さんの死が刻一刻と近づくほどに胸の詰まる想いがしました。結局のところ彼女は助からなかったけれど、しかし描かれていたのは本当に素晴らしい「死」であり、また「生」であった、と思います。
庄司先生と宇佐美先生の間にあった溝を埋め、同じがん患者の内海さんの孤独を癒し、斉藤先生をさらに成長させた。病院の緩和ケア科創設にも寄与したわけで、ひいては日本の医療そのものに前進をもたらしたと言えるかもしれない。そして何よりも、家族との絆を最期まで大切にし続けた点、見習いたい。家族と共に過ごす時間は、ほかの何物にも代えがたいハズなんだし。
ところで皆川さんが登場しなくて少し寂しかったんですが。斉藤先生とは別れちゃうのかな……気になる。

現在地:ホーム > 覚え書き > 月別アーカイブ > 2004年2月 > ブラックジャックによろしく #8
Google カスタム検索を利用しています